私たちは、気づかぬうちに、自分自身が誰かのエネルギーバンパイアになっていることがあります。
ここでは、私たち自身が誰かのエネルギーバンパイアになっている時の特徴についてお話します。
自分がエネルギー(サイキック)バンパイアになっている時の特徴1
私たち自分自身がエネルギー(サイキック)バンパイアになっている時の特徴の1つ目は、「1人でいると心細く、誰かといると安心する」ということです。
1人でいると落ち着かず、誰かにそばにいて欲しいという思いが強い傾向があります。
例えば、恋人にいつもそばにいて欲しいと束縛癖があったり、ある程度成長した子でも、自分の目の届く範囲にいないと心配で仕方がないと感じる時は、私たち自身がエネルギーバンパイアになっている可能性があります。
誰かに定期的に連絡を取ることを頼んだり、家族や恋人が今何をしているのかをいつも考えてしまっている時も、エネルギーバンパイアになっている可能性があります。
あなた自身が、誰かにとってのエネルギーバンパイアになっているということに気がついた場合は、人に依存することを止めることが大切です。
なぜなら、私たちが幸せになる方法は、自分で自分自身を幸せにすることだからです。
エネルギーバンパイアとして、誰かのエネルギーを吸うと、幸せになるような、嬉しくなるような、安心するような感覚を味わうことができますが、それは一時的なものであり、自分で幸せになることができないと、どんどんどんどん誰かに依存していきます。
エネルギーバンパイアに依存されて、エネルギーを吸われながら幸せになれる人はいません。
相手が「あ、この人私のエネルギーを吸ってるな」と気がついたり、「重さ」を感じたら、あなたは距離を置かれることになってしまうかもしれません。
そうなる前に、お互いが自立して、自分の中からエネルギーを取り入れることができる状態を目指すと、幸せな関係を築くことができるでしょう。
自分がエネルギー(サイキック)バンパイアになっている時の特徴2
自分がエネルギーバンパイアになっている時の特徴2つ目は、「誰かの体にやたら触りたくなる」ということです。
私たち人間にとって、スキンシップはとても大切ですが、必要以上にスキンシップを求める場合は、エネルギーバンパイアになっている可能性が高いです。
例えば、自分がエネルギーバンパイアになっていると、「彼にいつも手を繋いでいて欲しい」と感じたり、親である自分が成人している子をやたらベタベタと触りたくなったりします。
愛情表現と、依存は全く異なります。
私たちがエネルギーバンパイアになっている時は、周りの人にベタベタしていても、違和感はあまり感じませんが、周りの人から見ると、とても見苦しいものがあります。
必要以上に誰かにスキンシップを求めている自分に気がついたら、エネルギーバンパイアになっている原因を見つけることが大切です。
自分がエネルギー(サイキック)バンパイアになっている時の特徴3
自分がエネルギーバンパイアになっている時の特徴の3つ目は、「誰かに気持ちを分かって欲しいという思いが強い」ということです。
起こった出来事で感じた感情を認めて欲しい、もしくは、同情して欲しいという気持ちが強いと、エネルギーバンパイアになっている可能性が高いです。
例えば、「彼にこんなことを言われた。酷くない?」とか、「会社の人がこんなことをする。すごく嫌な気分になるの、分かる?」などのように、自分が体験した嫌な思いを、誰かにシェアしたい、そして、嫌な気持ちや辛い気持ちを分かって欲しいと思っている時です。
このような思いがあるということは、無意識のうちに同情を誘っているということで、相手が同情してくれると、私たちは相手のエネルギーを吸い始めます。
そうすると、「ほらね、私可哀そうでしょ。私大変でしょ。」という満足感を得ることになります。
この場合、私たちがエネルギーバンパイアになりたくなければ、「なぜ私はこんな思いをしているのか?」と、自分自身の心と向き合うことが大切です。
自分がエネルギー(サイキック)バンパイアになっている時の特徴4
自分がエネルギーバンパイアになっている時の特徴の4つ目は、「自分が助けが必要だと無意識にアピールしてしまう」時です。
例えば、自分の具合が悪い体のことを大げさに話したり、可哀そうな境遇について人に話したりする傾向があります。
これもまた、エネルギーバンパイアになってしまっている私たちは、人の同情を無意識に誘っているのです。
無意識のうちに、「私可哀そうでしょ?私のこと愛しているなら助けてくれるでしょ?」とか、「私のこと愛しているなら、そばにいてくれるでしょ?私にはあなたが必要なのよ?」ということをアピールしてしまうのです。
相手が、私たちを甘やかそうものなら、私たちは相手の「同情」という心の隙間から、遠慮なくエネルギーを頂きます。
そして、「旦那に愛されて当然よね」とか、「子にあれだけ手をかけたんだから、今度は子が私の面倒を見て当然よね」と、相手のエネルギーを吸うことを正当化してしまうのです。
こんなエネルギーバンパイアな自分にはなりたくないですよね。
私たち自身がエネルギーバンパイアになってしまうと、周りの愛する人々が不幸せになっていくか、私たちから離れていくことになる可能性があります。
私たちには、「人を不幸せにする自分自身を愛せない」という性がありますから、人のエネルギーを吸うことをしないことが大切です。
だからといって、辛い体験を独りでするのは大変なことなので、私たちが幸せになることを妨げていることは何なのか、自分の心と向き合うことが大切です。