エストニアの人口と推移|面積に対しての密度と人口減少への対策についても

エストニアの人口や人口の推移についてや、エストニアの人口密度や人口ピラミッドから分かる特徴についてお話します。

エストニアの人口

エストニアの2019年現在の人口は、およそ130万人(1,304,418人)です。

この数は、全世界の人口の0.02%ほどだそうです。

タリンの人口は、およそ39万人。

タルトゥの人口は、およそ10万人。

サーレマー島のクレサラは、およそ1万5千人です。

タリンの都市部は、さほど感じないかもしれませんが、サーレマー島などの過疎化した場所を訪れると、本当にのどかで、街を出たら人に会うことは極端に少なくなります。

夏の海などは、やはり人がにぎわいますが、感覚としては、市内なら、観光団体がバス数台でビーチ観光をしている感じ、サーレマー島であれば、プライベートビーチを数家族が共有しているような感じです。

手つかずの自然がたくさん残っており、エストニアの自然の波動がとても強く感じます。

エストニアは男性よりも女性の方が人口が多く、だいたい男性が人口の46%、女性が53%くらいです。

人口の多さと関係があるかどうかは分かりませんが、エストニアは女性が強い国です。

エストニアの大統領も今は女性です。

大変なこともあるようですが、テレビで見る限りでは、とてもたくましく頑張っているように見受けられます。

エストニアの人口推移


エストニアの人口は、1990年くらいまで徐々に増えていましたが、1995年あたりから年々減少傾向にあり、2015年からは毎年およそ3000人ずつ減少しています。

今後も人口は減り続けると予測されており、2050年には今よりもおよそ16万人減少すると言われています。

出生率もそれほど高くなく、1人か2人の子を持つ家庭が多いようです。

エストニアは、出生率を高めることも意識しているようで、育児サポートがしっかりとしています。

例えば、エストニアでの出産は居住権があれば、基本的にお金がかかりません。

普通は病院滞在費の数千円くらいでしょうか。

そして、育児休暇の1年半の間は、サポート金を受け取ることができ、その後もサポート金を受け取ることができますが、子供が3人いると、サポート額は子供2人の時の倍以上になります。

エストニアの人口密度

エストニアの人口密度は、1平方キロメートルあたり、30人です。

エストニア人の65.3%が都市部に住んでいて、郊外に行けば行くほど人気(ひとけ)が少なくなるので、都市部と過疎部では若干差が出ると感じますが、日本に例えると、「北海道の富良野市」「福島県 猪苗代町」「鹿児島県 瀬戸内町」「高知県 東洋町」「岐阜県 飛騨市」「東京都 小笠原村」くらいの人口密度であるようです。

サーレマー島に関しては、ヤギとか羊の方がたくさんいるような印象も受けます。

エストニアの人口ピラミッド

Population Pyramid of Estonia (2009).png
By “Roel van der Hoorn (Van der Hoorn)” – Own work, CC BY-SA 3.0, Link

エストニアはやはり全体的に女性が多く、女性の方が長生きをしているようです。

女性100人に対して男性が88人だそうです。

エストニアの人口減少への対策

エストニアの人口減少への対策の1つとして、E-residencyというものがあります。

エストニアはIT国家であり、インターネット上で仮想居住権を与える制度を世界へ向けて発信しており、その仮想居住権はE-residencyと呼ばれています。

仮想居住権とは、エストニアに実際に住んでいる訳ではないけれど、エストニアの仮想居住権を持っていることで、エストニアでビジネスができるというものです。

これにより、エストニアの実際の国民が増えている訳ではありませんが、インターネット上の仮想の人口を含めれば、エストニアの人口は増えていると表現することもできるでしょう。

エストニアの仮想居住権は、E-residencyと呼ばれていますが、過疎化していくエストニアを救うための奇抜なアイディアと言うことができるでしょう。

エストニアはもともと小さな国で、実質的な人口も減る傾向にあり、過去に起こったような他国からの占領を避けることや、国家として潰れることを避けることを意識しているように見受けられます。

これらを回避するには、E-residencyを通して、世界各国から仮想人口を集め、エストニア国家の経済を安定させて、さらに各国との絆も深めるという、エストニアならではの人口と国家への興味深い対策と言えるでしょう。

まとめ

エストニアの人口は年々減っていっていると言えますが、今はインターネット上での人口が増えているので、国家としての人口は増えているととらえることができ、経済もどんどん安定していくのではないかと思われます。

関連記事

  1. エストニアのチップ事情|タクシー・ホテル・レストラン・バーでの状況

  2. エストニア(タリン/サーレマー島)の治安は夜は悪い|世界ランキングだと…

  3. エストニア観光をビザ無しでする注意点|滞在可能日数の計算法や観光日数の…

  4. エストニア共和国は空気が澄んでいて綺麗な国|自然のオーガニック力が強い…

  5. エストニアの1か月の家賃|敷金礼金や水道光熱費などの物件条件や契約期間…

  6. エストニアの国旗の由来・色の意味がかっこいい!スピリチュアルな意味も

  7. エストニアのICT教育プログラムとは?IT教育制度と仕組みについても

  8. エストニア・タリンの文化が移住したら見えてきた!人柄や生活についても

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

error: Content is protected !!