エストニアの1か月の家賃|敷金礼金や水道光熱費などの物件条件や契約期間の影響

エストニア・タリンのワンルーム・1LDKの家賃についてや、シェアする場合の家賃についてお話します。また部屋を借りる際の敷金礼金や、家賃に含まれる水道光熱費などの物件条件について詳しくお話します。さらに短期・長期契約で家賃にどんな影響があるのかについてもお話します。

タリンのアパートに一人暮らしの家賃

ワンルーム

タリンのワンルームの家賃は、一番安いもので以下のような感じです。

家賃/月 280ユーロ(約 3万5千円弱)
バスルーム
階数 2階
広さ 24.6㎡

月の家賃が280ユーロというのは、比較的安い方です。

私が見た中では最安値でした。

ポンポンポンポンと見つかる物件ではないかもしれません。

ですが、エストニアに留学をする際など、学校側がサポートしてくれているところは、これよりも安い案件があるかもしれません。

通常は、280ユーロという家賃は、テナントが見つかりにくい場所と季節によって、もしくは、古い建物の物件である場合などに可能な家賃かなという気がします。

通常はだいたい300ユーロ以上するところが数で言うと多いです。

他の物件は、例えば以下のようなものがあります。

家賃/月 320ユーロ(約 4万円弱)
バスルーム
階数 5階
広さ 32.60㎡
築年 1972年
暖房設備レベル 普通

エストニアで言うと、これだけ安いワンルーム物件は狭かったり、綺麗な感じではないと感じるかもしれませんが、日本のワンルームはだいたい「13~20㎡」の広さのものが多いようなので、それに比べると、日本より広いワンルームでしかも安いという感じです。

内側も、下に詳しくお話しますが、日本の最安値のアパートメントほど汚い物件を見つけるのは大変だという印象を受けます。

つまり、基本的に綺麗な物件が多いということです。

1LDK

タリンにある1LDKになると、家賃は少し上がります。

内容は以下のような感じです。

家賃/月 475ユーロ(約 6万円弱)
部屋数 1+LDK
バスルーム
階数 3階
広さ 38.90㎡
築年 1950年

月475ユーロの家賃も、私が見た時点では最安値でした。

1LDKの広さも、日本は「23㎡~35㎡」の物件が多いので、エストニアの物件は日本よりも広めということになります。

ちなみに、月600ユーロほどの家賃を越えると、デザイナーズマンションレベルの綺麗なアパートメントになります。

広さも50㎡ほどにまで広くなり、中にはかわいらしいタリンのイメージ通りの旧市街付近に建てられているものもあるようです。

タリンでシェアする場合の家賃


2LDK

2LDKなど、ベッドルームが2つ以上になると、人とシェアすることができ、エストニア人も独り身の人は割と普通にシェアしています。

2LDKだと、例えば、広さが63.41㎡、築年が1983年ほどのアパートメントで、家賃は650ユーロ(約 8万円ちょっと)のものなんかがあります。

2LDKで650ユーロは安い方かもしれません。

一人当たり325ユーロ(約 4万円ちょっと)です。

3LDK

タリンの3LDKアパートメント(130㎡)となると、3部屋で990ユーロ(約 12万3500円)ほどになります。

1人あたり330ユーロ(4万円ちょっと)となります。

これよりも安い物件を見つけることができれば、シェアすることにお得感を感じますが、水道光熱費を考えても、シェアして激安になるという感じではありませんね。

ですが、1人で生活をする寂しさがある場合は、誰かとシェアすると、家族ができて毎日楽しくなりますね。

エストニアの敷金礼金・入居するまで

エストニアの不動産業者と賃貸契約を決める時は、多くの場合、

最初の月の家賃+デポジット(敷金)1か月分+税金(Vat)1.2%+手数料(礼金)1か月分

を払うと、入居できることが多いようです。

もちろん、大家さんの都合も絡んでくるかと思いますが、基本的にはこんな感じです。

最初の月の家賃

入居する予定の前の月に、入居する最初の一か月分の家賃を前払いします。

敷金

敷金は、海外ではデポジットと呼ばれています。

このデポジットは、通常家賃1か月分であることが多いようです。

退出時までに問題がなければ、このデポジットは戻ってきます。

税金

エストニアでは、他国と同様にVAT(Value added tax)と言う名の税金が、部屋を借りる際にかかります。

だいたい家賃一か月分に1.2をかけた値段ほどであることが多いようです。

礼金

礼金は、手数料とも呼ばれていますが、これもエストニアではだいたい家賃の1か月分であることが多いようです。

物件によって異なる条件

借りるアパートメントによって、様々な個性的な条件が付いてきます。

ここでは一般的な条件についてお話します。

家具付き

アパートメントには、家具付きであるものとそうでない物件があります。

「冷蔵庫・オーブン・コンロ・洗濯機・テーブル・ベッド」などの必要不可欠な家具が揃っているところもあれば、全くない物件もあるので、要チェックです。

水道光熱費

電気・水道・下水道・ガスなどの水道光熱費も物件によって条件が異なります。

家賃に全て含まれている場合もありますし、家賃とは別に支払う必要がある場合もあります。

家賃とは別に支払う場合の水道光熱費の目安としては、ワンルームであれば、夏は80ユーロ、冬は150ユーロほどと考えておくといいと思います。

2LDKであれば、夏は100ユーロほど、冬は200ユーロほどと考えておくといいでしょう。

例えば、私がアパートメントに住んでいる時は、4人家族で4DK でしたが、水道代は年間通して毎月25ユーロほど。

電気代は毎月35~40ユーロほどでした。

エストニアは寒い国で、暖房設備代がかかりますが、特徴があるので、下に詳しくお話します。

冷暖房設備

エストニアはとても寒い国なので、暖房施設がしっかりとしています。

アパートメントの中にいれば、半そででいられるほどしっかりした暖房で暖かいです。

基本的には、クーラーが必要になるほどの暑い夏があまりないので、冷房設備は標準装備されていないアパートメントがほとんどです。

しかし、暖房設備は標準装備されているアパートメントが多いと思います。

例えば、暖房設備の中には、「セントラルヒーティングシステム」と呼ばれるものがあります。

これは、その住宅地全域に1つの焼却場みたいなのがあって、そこで木を燃やし、その熱気がその地域のアパートメント全域に送られてくるというものです。

その為、アパートメント1つ1つに暖房設備が設置されていません。

その街に暖房施設が設置されているという感じです。

アパートメントがセントラルヒーティングシステムを使っている場合、アパートに住んでいる人みんなで毎月割り勘をする感じとなります。

その為、例えば、あなたがどんなに節約生活をしようと寒さに耐えても、同じアパートに住む人々が暖房を使っていたら、あなたがどれだけ使ったかにかかわらず、割り勘に参加する必要があります。

アパートの各部屋に、温度を調整できるものがついています。

部屋のどこかの壁に以下の写真のような物がついていて、

そのどこかについている、下の写真のような取っ手らしきもので温度を調整できます。

細かく温度設定をするのではなく、暖かさを1~5の中から選ぶといった感じです。

エストニアは秋になるととっても寒くなり、私がエストニアに移住して初めての秋は、「こんな設備で本当に部屋中暖かくなるのかよ~」と疑問でしたが、部屋全体がものすごく暖かくなります。

賃貸契約の場合は声がかからないかもしれませんが、多くの場合は、セントラルヒーティングシステムをいつから使うかは、アパートメントの住人がミーティングで話し合って決めます。

実際の体感と、天気予報などを基に「いつから使う?もう寒いよね?もうちょっと頑張ろうよ。区切りのいい来月頭からにしよう」などと話し合いで決めます。

時には、「ミーティングでそう決めたけど、やっぱり寒いから2週間早めよう!今年はこのアパートメント子供多いし」なんてこともあります。

また、セントラルヒーティングシステムを使っていないアパートメントは、アパートメントの個々に暖房設備があります。

暖房設備がついていないということはほとんどないでしょう。

何かしらあります。

リノベーションが進んでいるアパートメントなんかは、床暖房がついていることもあります。

近年リノベーションがされていなかったり、古いアパートメントの場合は、暖房設備がついていないということもありますが、その場合は、暖炉がついています。

暖炉と言っても、イメージするような素敵な暖炉ではないことも多く、ただの四角の黒い大きな箱みたいな見た目の暖炉であることもあります。

この場合は、自分で木を買う必要もあるかもしれません。

そこは大家さんとのやり取りで決まるでしょう。

個人的には、暖炉で部屋を暖めるのも好きです。

朝起きると寒いとか、服に煙のにおいがつくということがありますが、それも風情あって私は好きです。

トイレ・お風呂

アパートメントによってバス・トイレも様々です。

基本的に、古めのアパートメントにはバスタブはなく、シャワーブースがあると思っておいた方がいいでしょう。

ですが、リノベーションをしていたり、大家さんが粋な感じだと、バスタブがついていても珍しくありません。

トイレが別に分かれている場合もありますし、バスルームに全て一緒に入っている場合もあるでしょう。

インターネット

インターネットが家賃に組み込まれているアパートメントと、含まれていないアパートメントがあります。

エストニアのインターネット環境は、基本的に快適です。

CATV・ケーブル

テレビが家賃に含まれている場合もあります。

エストニアのテレビは、ニュースなどはエストニア語ですが、映画や歌番組など、英語のものがあったり、英語圏の番組を流していたりするので、テレビが好きな人にはいいかもしれません。

私はテレビは見ませんが、時にディスカバリー系の動物たちを見ることがあります。

セキュリティー

セキュリティーもついているアパートメントとついていないところがあります。

ついている場合は、カギと暗証番号を使うものが多いです。

アパートメントの入口にまずセキュリティー付きのドアがあり、外から入る時は、特別なチップが入ったカギをかざして入ります。

そして、自分の部屋のドアの普通のカギを開ける感じです。

人が訪ねる時は、アパートメントの入口で部屋番号を押すと、その部屋に「ピンポーン」とベルが鳴ります。

そして、中にいる人が開錠のボタンを押すと、入り口のドアが開くという感じです。

ペットの飼育

動物可の物件と、不可の物件があります。

中には、一年以上の契約で可能になることもあります。

これも大家さん次第ですね。

駐車場無料

駐車場がついている場合があります。

アパートメントに駐車場がついている場合は、基本無料です。

アパートメント前の路上に駐車することが許されている場合もあります。

地下室・倉庫

エストニアのアパートメントの多くは、地下室がついています。

人々はそこを物置として使ったり第二の冷蔵庫として使っています。

例えば、自転車やスーツケースなど、部屋の中にあると邪魔な物などを地下室に置いておくことができます。

また、エストニアの人は、自分でピクルスをつくったりするので、ピクルスとか、じゃがいもとか、すぐには食べないけれど、冷たい場所に保管して置きたいものを地下室に置いていたりします。

部屋が大分暖かいので、悪くなって欲しくないものを置くのに最適です。

また、地下室はついていないけれど、離れにある倉庫がセットになっているというアパートメントもあります。

使い方は地下室と同じです。

バルコニー

バルコニーがついているアパートメントもあります。

このバルコニーも、第2の冷蔵庫として使っている家庭が多いような気がします。

お水とか、「冷蔵庫に入れて置くと場所を取るけれど、部屋の中にあるとぬるくなる。

外に置いておいたら凍る、ではバルコニーに置こう」という感じです。

バルコニーに出るのにロック付きのドアがついていることが多いでしょう。

寒さが中に入らない為に工夫されています。

車いすアクセス

車いすがアクセスできるようにリノベーションされたアパートメントもあります。

アパートの見た目の内装

アパートメントの外側は、コンクリートブロックみたいな感じが多いです。

でも中は意外と綺麗なところが多いです。

外と中のギャップが結構あります。

アパートメントの多くは、ロシアに占領されていた時代に建てられたものが多いのですね。

だから、ロシアを感じさせる外観のものが多いです。

ですが、中は意外とよくデザインされていたり、自由な感じでそれぞれ個性があるでしょう。

壁紙とかもオーナーによっては派手な部屋もあります。

知り合いのエストニア人のアパートには、何故か日本の柄(国旗だったかな?)が壁に描かれているそうです。

天井は比較的高いアパートメントが多いです。

エストニア人は大きい人がいますからね。

彼らは、日本の家は小さいと言います。

やはり、体の大きさが反映した作りであると言えるでしょう。

長期契約のメリットとデメリット

メリット

長期契約だと、アパートメントのオーナーの意思で家賃が値上がりするなどの条件の変更がないです。

また、一所に落ち着くことで、他のことにエネルギー使うことができるでしょう。

デメリット

長期契約をする場合は、毎月の安定した収入を証明することが必要となる場合が多いようです。

貯金を見せればOKな場合もあるかもしれません。

あとは、アパートメントに実際に住んでみて、気に入らなかったとしても、住処を変えることは難しいかもしれません。

また、長期契約の場合、よほどのことがないと、こまめに手入れをしてもらえない可能性があります。

水漏れとは、その他の重大なことは、大家さんや不動産会社が何とかしてくれると思いますが、例えば1年契約だと、大家さんや不動産会社がちょこちょこチェックに来ることはないです。

その為、大したことでなければ、いちいち手入れをしない可能性もあります。

短期契約のメリットとデメリット

メリット

短期契約のメリットは、タリンやエストニアを旅行感覚で楽しめるというところです。

旅行が好きな人にはいいかもしれません。

また、短期だと、家具や食器、リネン類がついていることが多いです。

少しの間(数か月)だけ滞在しようとしている人は、家具や生活用品などを揃えると高くつきます。

そうなると、だれも短期ではアパートメントを借りようとはしないでしょう。

その為、短期契約の物件は、手ぶらで入居できるような環境であることが多いです。

また、短期契約であるということは、人の出入りが周期的にあるということなので、こまめに手入れがされている可能性が高いです。

例えば、1年契約の場合は、1年後に内装をチェックすることがほとんどですが、例えば3か月契約の場合、3か月毎に内装をチェックするので、ペンキの禿げ具合とか、壁紙具合とか、大家さんによってはこまめにお手入れをしてくれることもあるようです。

デメリット

短期契約のデメリットは、ある一定の期間で拠点をコロコロ変えないといけないということです。

また、年契約の物件がたくさんあるのに対し、短期契約の物件はまだまだ多くはないようです。

そして、何と言っても、短期契約は、長期契約に比べて、家賃が高くなる傾向があります。

また、夏などの需要が高いシーズンになると、家賃が高くなる可能性があります。

まとめ

エストニアのアパートメントの家賃は、日本に比べて安いです。

そして、部屋を探す場合は、家賃に水道光熱費や家具など、どのような条件が含まれているのかをチェックすることも忘れないようにしましょう。

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