オラクルカードリーディングで、YesかNoを聞かない方が本当はいい理由と、YesかNoを聞く時の注意点についてお話します。
オラクルカードにYesかNoは、本当は聞かない方がいい
オラクルカードリーディングをする時、できることならば、YesかNoを聞かない方がいいです。
なぜなら、オラクルカードとは、心を感じる為のカードであり、YesかNoかという両極端な答えを求めるという行為は、頭を使っている行為だからです。
オラクルカードリーディングは、心を感じることができると当たる確率は高くなりますが、頭でオラクルカードを理解しようとすると、当たる確率は下がります。
なので、できることならば、オラクルカードリーディングをする時は、YesかNoという答えを求めない方がいいです。
また、YesかNoという答えは、どうしても答えに制限がかかってしまいがちです。
私たちは本来自由であり、Yesでもいいし、Noでもいいし、Yesでもあり、Noでもあり、Yesでもなく、Noでもないのです。
これを色に例えるならば、私たちは、赤でもいいし、黄色でもいいし、青でもいいし、赤紫でもいいので、白か黒かのどちらかにならなければいけないということはないのです。
その為、オラクルカードにYesかNoかを聞く行為は、あなたが白か黒かになることを聞いていることと同じなので、得る答えであなたが自由を失う可能性があります。
例えば、オラクルカードに「好きな人と両想いになれるかどうか」という、YesかNoかの質問をしたとします。
すると、あなたが得ることになる答えは、Yesの「好きな人と両想いになることができる」か、Noの「好きな人と両想いになることはできない」のどちらかの答えを受け取ることになります。
ですが、実際には、「今のままでは両想いになれないけれど、あなたが思い切ってあなたの気持ちを伝えることで、彼にあなたの存在をアピールすることになり、あなたの存在を認めてくれた彼が、やがてあなたを好きになる」という可能性もあります。
この場合は、「No(今は両想いにはならない)けどYes(あなたの行動次第で両想いになる)」であり、「Yes(結果的には両想いになる)けどNo(行動を起こさなければ両想いにはならない)」ですよね。
このように、私たちの状況というのは、常に自由であり、自分次第でいくらでも状況を変えることができます。
その為、YesかNoかというたった2つの答えを導き出してしまうことは、あなたの自由と可能性を潰すことにもなりかねません。
なので、基本的には、オラクルカードには、YesかNoという答えを求めない方がいいでしょう。
私たちの心は、自由であり、いつもたくさんの可能性があるからです。
オラクルカードにYesかNoを聞く時の注意点
それでも、心を感じることが難しいと、「分かりやすくYesかNoで答えてくれ!」という場合がありますよね。
その場合は、1つだけ注意をすることが大切です。
それは、オラクルカードがどちらの答えを導き出したとしても、常に最善を尽くすということです。
例えば、あなたが、オラクルカードに「好きな人と両想いになれるかどうかをYesかNoで答えて下さい」と聞いたとしましょう。
そして、オラクルカードがYesと答えたならば、あなたは好きな人と両想いになる為に、最善を尽くすということです。
もし、あなたがオラクルカードリーディングで、No(両想いにならない)と答えを得たのならば、両想いになれるように最善を尽くすということです。
大事なことは、オラクルカードがどちらの答えを導き出したかではなくて、あなたの心はどうしたいのかということです。
例えば、あなたが本当に誰かを愛するならば、「自分は今何をするべきか」を感じることが大切です。
例えばあなたが仕事で成功したいのならば、「自分は今何をするべきか」を感じることが大切です。
自分が今何をしたいのか、または、自分が今何をするべきかが分からないのだとしたら、その時こそ、オラクルカードの出番です。
オラクルカードに素直に、「自分は今何をするべきか」と聞いてみましょう。
すると、オラクルカードは、今までのあなたと、今するべきことと、そうすることでどんな未来が来るのかを教えてくれます。
あなたが必要とする限り、オラクルカードはあなたに様々な情報を持ってきます。
こうして、オラクルカードを使いながら、心を感じる練習をすれば、あなたはやがて、オラクルカードなしでも、心に従って生きることができるようになります。
心に従って生きることができると、シンプルで、平穏で、ワクワクするような人生をクリエイトすることができるようになるでしょう。
幸せな人生を自分で切り開くことができるようになる為にも、オラクルカードにYesかNoを訪ねる時は、Yesと出てあなたの心が何を感じたか、Noと出てあなたの心が何を感じたかを感じることを心がけましょう。