瞑想を日課にしようと始めた頃、頑張って早めに起きてみるけど、「どうしても眠い」ということがありますよね。
眠いところを頑張って瞑想をする意味は果たしてあるのでしょうか?
朝とても眠い時に瞑想をする意味はあるのか?
「朝とても眠い時に瞑想をする意味はあるのか?」と聞かれれば、意味はあります。
ですが、瞑想をしようと座った状態で眠っている場合には、あまり意味がありません。
朝起きた時に瞑想をする理由は、主に2つあります。
それは、「心をマスターする」為と、「頭をマスターする」為です。
これはつまり、「癒すこと」と、「ひらめきやアイディアを得る」ということです。
朝起きて、自分自身を癒そうと瞑想をすることに意味はありますが、眠くて眠くて眠ってしまうほど眠いのであれば、無理に瞑想をしようとする必要はありません。
朝、眠くて眠くて仕方がないということは、あなたはたくさんの癒しを必要としているということです。
あなたがたくさんの癒しを必要としているのであれば、無理に体を起こして眠るよりも、普通に眠っている方が単純に楽です。
まずは、必要としている眠りを十分に取ってみるといいかもしれません。
「あれもやらなくてはいけない、これもやらなくてはいけない」という生活を少しお休みして、1日中寝られるような時を作ってみるのもいいかもしれませんね。
余談ですが、「眠りの森の美女」という童話がありますね。
このお話は、まさに、私たちの「眠り」についてのお話だと思います眠れる森の美女は、「魔法使いに呪文をかけられて100年眠る」というお話が一般的ですが、眠り姫が長い時を眠って過ごさないといけなかった理由は、彼女に「癒し」が必要だったからでしょう。
「いくらでも寝れる」という時は、癒しを大量に必要としているということです。
私たちは、必要な分だけ癒されなければ、その先の「瞑想中にひらめきを得る」ことなどはほとんどありません。
なので、「瞑想ができているかどうかも定かではないほど、朝眠い」という状態であれば、十分な睡眠を取れる生活を手に入れることをまずお勧めします。