ヨガでいうクンダリーニとは何か?クンダリーニの蛇の意味を解説

ヨガでいうクンダリーニとは何か?クンダリーニの蛇の意味を解説

クンダリーニと言う言葉は「クンダリーニヨガ」などで聞いたことがあるかもしれません。クンダリーニとはいったい何なのでしょうか?そして、クンダリーニのシンボルはなぜ蛇が螺旋を描いているのでしょうか?クンダリーニの意味や、プラーナとの違い、クンダリーニ上昇や瞑想のメリットについて、実体験を踏まえて解説します。

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クンダリーニのシンボル、「ヘルメスの杖」の意味

クンダリーニのシンボルは、龍のような物が一本の杖を昇っているようなイメージです。すぐ上にあるイメージがそれであり、「ヘルメスの杖」と呼ばれています。

この2つの生き物は蛇を現わしています。そして、一本の杖は、私たちの背骨(正確にはスシュムナー菅)を現わしています。

そして、2匹の蛇が上に向かって昇っているのは、クンダリーニの上昇を現わしていると言われています。

ムーさんによると、

17世紀ドイツの建築家ゲオルク・ベックラーの『紋章学』によれば、この杖は太陽神アポロンからヘルメスに与えられたもの。ヘルメスがそれを携えてアルカディアまで来たとき、争い合う2匹の蛇を見た。そこで彼がこの2匹の間に杖を投げると、両者は和解してその杖に巻きついた。

とあります。

この「争う2匹の蛇」は、男性性と女性性のエネルギーの象徴であり、杖(スシュムナー菅の象徴)を与えられたことにより、エネルギーが昇る気道が確保されたことで、「両者が和解に至った」と表現されているのではないかと考えられます。

クンダリーニとは

クンダリーニとは、私たち人間の第1チャクラの辺りにある、人間の根源的なエネルギーのことです。

言い換えるならば、私たちの尾てい骨の辺りにある「生命力」です。これは、エネルギーである為に、肉眼で見ることはできません。

クンダリーニとは、サンスクリット語で「蛇」という意味になります。「蛇の力」と呼ばれることもあります。だからシンボルに蛇が使われているのですね。

クンダリーニと呼ばれるエネルギーは、私たちの体の中や外を動いて回ります。
 
クンダリーニを使いこなすことができるようになると、クンダリーニを頭上まで上昇させることが出来るようになり、自分自身や人生に変化が起こり始めます。
 
そして、クンダリーニが頭上を突き抜けて別の次元に行くことを、人々は「クンダリーニの昇華」と呼んでいるようです。
 
 
クンダリーニが上昇(昇華)する時に、「2匹の蛇がグルグル回りながら上昇した」と感じる人がいるようですが、この2匹の蛇とは、男性性の気道を通るエネルギーと女性性の気道を通るエネルギーの象徴であると思われます。

このクンダリーニと呼ばれるエネルギーは、私たちの体内にある背骨(正確には、気道)を通って上昇したり下降したりします。
 
その際、私たちの体内にある7つのチャクラを通過する時、クンダリーニはそれぞれのチャクラを活性化したり、チャクラを使ってエネルギー変換をしたりします。
 

クンダリーニは、私たち人間全てが持っている「エネルギー源」ですが、ほとんどの場合は眠っています。
 
蛇がとぐろを巻いて、尾てい骨付近に寝座っているイメージです。
 
なので、神秘的な瞑想を体験したり、サイキック能力を開花させるには、まず「覚醒」させることが必要となります。
 

クンダリーニが覚醒して昇華すると、1つの結果として、悟りを開きます。そして悟りを開いた私たちは、それぞれの個性的な能力を使って世界のために奉仕を始めるようになります。

これは、悟りを開いたことにより、現在この地球上で何が起こっているのかが分かるようになり、ライフパーパスと呼ばれる、私たちそれぞれの「何をする為に生まれてきたのか」という理由を思い出すからです。

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クンダリーニとプラーナの違い

このクンダリーニは、別名「Chi(チー)」または「Shakti(シャクティ)」と呼ばれています。人間の体外にもエネルギーの泉があり、これは「プラーナ」と呼ばれています。
 
プラーナとクンダリーニはどちらも同質です。違いは存在している場所です。プラーナは、人間の体外と体内にあり、体内にあるプラーナの呼び名がクンダリーニです。
 

ちなみに、全ての生命体はこのプラーナから生まれると言われています。

このクンダリーニと呼ばれるエネルギーが活性化していればいるほど、私たち人間は目覚めて(覚醒して)います。

私たち人間は、体を保持する為に物を食べたり飲んだりしますね。それと同じように、私たちの魂を成長させる為には、このクンダリーニと呼ばれるエネルギーを使います。

私たち人類のほとんどが、このクンダリーニを「生きる為のエネルギー」としてだけ使っており、これは非常に勿体ないと私は思います。

例えるならば、ガソリンの入った車を持っているのに、運転せず、車の中に座っているだけで満足しているようなものです。(空調機だけを使ったり、音楽だけ聴いているイメージですかね)

このクンダリーニというエネルギーは、「愛」と同質であり、肉眼で見えることもなければ、科学で証明することも大変難しい類のものです。
 
ですが、クンダリーニを覚醒させて使えるようになれば、例え肉眼では見えなくても、「愛」と同じように、「それがそこにある」ことがちゃんと分かります。

クンダリーニの上昇

このエネルギーは、体が子を作り出そうとすると、快感を感じてる間に放出されて、第2のチャクラを通ると言われています。ですが、この方法に限らず、正しく順序良く瞑想をすることにより、クンダリーニを活性化、また上昇させることが可能です。

また、人生の中で重大な危機に見舞われた時にも、このクンダリーニが放出されることがあります。「火事場の馬鹿力」と言われている現象がそれにあたります。

「火事場の馬鹿力」とは、火事が起こった時に、普段では想像できないような大きな力を出して、大きな重いものなどを運び出すことが出来ることを例えに、「追い詰められた人が本来持ち合わせていないほどのパワーを発揮する」という意味の慣用句です。

これは実は実際に起こりえる話で、人生の中で非常に日常とはかけ離れた重大なことが起こったことをきっかけに、クンダリーニが上昇し、信じられないパワーを発揮することがあります。もしかしたら、それがクンダリーニによるものだとは知らないだけで、多くの人が実は体験しているかもしれません。

クンダリーニと瞑想

ヨガの達人たちが、クンダリーニを上昇させることで、通常よりも遥かに早く高次元に意識を飛ばすことが出来ることを発見しています。

私自身の経験からも、クンダリーニを覚醒、上昇させることを体得してからは、瞑想状態に入るのに時間もさほどかからず、コンディションが整えばわりとすぐに高次元に飛ぶことができます。

クンダリーニを上昇させるには、私たちのチャクラを有効化させることも必要になります。そして、クンダリーニを上昇、昇華することに興味がある方は、正しい順番に従って実行することをお勧めします。

なぜかというと、準備が整っていない状態でクンダリーニが上昇すると、クンダリーニが進むべき方向に進まず、体や心を傷つけてしまう可能性が高いです。例えば、病気を発症したり、鬱状態になってしまったり、パニックになってしまうことがあります。

それほどクンダリーニとは大きなエネルギーなのです。
 
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