瞑想で睡眠時間が減る・短縮するという研究結果|睡眠の質や睡眠不足への効果も

瞑想をすると睡眠時間が減るという研究結果、瞑想をすると睡眠の質が上がるという研究結果、瞑想は睡眠よりも高い復活効果がある研究結果や、瞑想が睡眠不足にも効果的である研究結果についてお話します。また、瞑想をすることによって睡眠を短縮できる理由についてもお話します。

瞑想をすると睡眠時間が減る・短縮するという研究結果

瞑想熟練者の睡眠時間と、瞑想をしない人の睡眠時間について研究が行われました。

瞑想熟練者のグループも、瞑想をしない人のグループも、全て同じ条件下にする為に、インドの特定の地域に住み、年齢と性別が同じ人々が集められました。

そして、これら2つのグループの人々の睡眠時間と瞑想時間を調べる為に、日常的に生活をしている中で観測が行われました。

睡眠は、睡眠パターンを記録する機器と、睡眠・覚醒リズムを連続して計測する機器によって計測されました。

その結果、瞑想熟練者グループの睡眠時間は、瞑想をしないグループの人の睡眠時間に比べて短いという結果が出ています。

また、瞑想をする人々の睡眠時間が、瞑想をしない人々の睡眠時間より短いからと言って、寝不足の可能性があるのかどうかを知る為に、PVTモニターで意識の覚醒状態も計測されました。

PVTモニターとは、意識がはっきりしているかどうか(目が覚めているかどうか)を知る為の機器です。

一般的に、睡眠調査をする時に用いられる機器であり、10分間画面上にランダムに点灯する光を追ってボタンを押すというものです。

これにより、実際に起きている状態でも、潜在的に眠気があるのかどうかを知ることができるとされています。

例えば、寝不足状態でこの機器を試すと、光に反応する時間が遅くなることから、潜在的な眠気を数値として確認することができるというわけです。

睡眠時間の短い瞑想をする人々の寝不足度合いを測る為に行われたPVTモニターの結果は、瞑想熟練者には明らかな数値の減少はなかったそうです。

つまり、瞑想熟練者の睡眠時間は、瞑想をしない人に比べて短いにもかかわらず、寝不足症状が出ていないということが分かったのです。

この研究により、瞑想をすると、瞑想をしない時よりも、睡眠時間を短縮できることが分かりました。

瞑想をすると睡眠の質が上がるという研究結果


瞑想をすると睡眠の質が上がると言うことも科学的に証明されています。

瞑想をすると睡眠の質が上がる理由は、瞑想中にメラトニンをたくさん分泌することができるからだそうです。

私たちは、質の良い睡眠を取る為には、「睡眠ホルモン」と呼ばれるメラトニンという物質を多く生成する必要があります。

メラトニンとは、私たちの脳から生成される物質ですが、私たちがストレスを抱えている時、メラトニンはよく生成されません。

メラトニンの量が少ないと、睡眠の質が落ち、ぐっすりと眠ることができなくなるのです。

アメリカのラトガース大学での研究は、瞑想はメラトニンのレベルを平均98%まで高めることを証明したそうです。

つまり、瞑想をすることでメラトニンを多く生成することができるので、睡眠の質が上がってぐっすりと眠れるという訳です。

瞑想には睡眠よりも高い復活効果があるという研究結果

瞑想初心者である大学生グループを対象に、合計6日間の間に「瞑想」と「短時間睡眠(昼寝)」を観測する研究が行われました。

瞑想時間は40分間です。

瞑想をする前と、瞑想をした後、昼寝をする前とした後に、PVTモニターで計測をしたそうです。

瞑想初心者である10人にこのPVTモニターを実践してもらったところ、瞑想後は10人中10人のPVT反応がよかったという結果が出ました。

つまり、瞑想後は、10人全員の意識がはっきりしている(頭が冴えている)状態が確認されたのです。

そして、昼寝の後に計測したPVTモニターの結果は、10人中9人の意識がはっきりしていない状態であることが確認されたそうです。

この研究から分かることは、瞑想には、睡眠よりも高い復活効果があるということです。

その為、頭がボーっとしたり、作業がはかどらない場合などは、昼寝をするよりも、瞑想をした方が短時間で意識を覚ます効果を期待できるということです。

瞑想は睡眠不足にも効果的であるという研究結果

瞑想が睡眠不足にどう作用するかを知る為に、瞑想初心者を対象として、故意に睡眠不足状態を作っての測定もされたようです。

睡眠不足状態では、睡眠が足りている状態よりも、全体的に意識のレベルが低いことが数値として確認されましたが、睡眠不足状態の測定であっても、「瞑想後のPVTモニター反応はよかった」という結果が出ました。

このことから分かるのは、瞑想が全くの初心者であっても、瞑想が睡眠不足状態の意識レベルを改善するということです。

つまり、通常であれば、寝不足状態だと意識がぼんやりしがちで、十分な睡眠を取らなければはっきりとした意識にはなりませんが、瞑想をすると、睡眠不足状態をも改善する効果があることが分かったのです。

瞑想で睡眠時間を短縮できる理由

瞑想をすると睡眠時間を短縮できる理由として、睡眠の質が上がることや、睡眠中に行われるはずだった「癒し」を、瞑想中に効率的に行うことなどがありますが、瞑想で睡眠時間を短縮できる大きな要因が1つあります。

それは、瞑想で「今この瞬間」に集中して心の空間に入ることです。

私たちは、何も考えずに、今この瞬間に存在することができると、リラックスできるので心が開いて心の空間に入ることができます。

私たちが悩み事や心配事、または人生のあらゆる問題に直面している時、私たちの脳や心、体は無意識のうちに緊張状態にあります。

ですが、私たちが一切の考え事を止めると、リラックスできて心に重心が戻ってきます。

心に重心が戻ってくると言うことは、心に一番エネルギーが回るということなので、心を開くことが比較的容易になります。

私たちは、心の空間に入ることができれば、一切のストレスから解放され、「今この瞬間」を楽しむことができるのです。

「今この瞬間」に集中するということは、マインドフルネスと呼ばれていますが、マインドフルネスとは、今この瞬間に1つのことに集中することです。

つまり、瞑想をすることで、今この瞬間に睡眠を取ることに集中することが結果としてできるから、睡眠の質が上がり、睡眠時間を減らすことができるのです。

参考:NCBI

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