あなたが瞑想をすることに苦痛を感じる理由は大きく分けて5つあります。それぞれの理由別に改善方法についてお話します。
本当は瞑想をしたくないのに瞑想をしている
あなたの心が求めていないのに瞑想をすることを自分に強制していると、瞑想をすることが苦痛と感じます。
あなたに瞑想をすることを強制している誰かが周りにいるのかもしれませんし、あなたが自分自身で瞑想することを強制しているのかもしれません。
この場合は、あなたがなぜ瞑想をするのかという理由をはっきりさせることが大切です。
「サードアイを活性化させたい」とか、「リラックスしたい」などのような具体的で個人的な理由が、あなたの中にあるのであれば、瞑想をする時間が来ると、ワクワクそわそわするでしょう。
もしもあなたが、心から瞑想をしたいと望まないのであれば、瞑想をする必要はありません。
あなたの人生の貴重な時間を瞑想に費やすわけですから、何のために瞑想をしているのかを忘れないように覚えておきましょう。
瞑想の効果が思ったように出ないから嫌になってきている
瞑想を頑張ってある程度続けてきているのに、思ったような効果がなかなか出ないと、瞑想をすることが苦痛になってきます。
退屈になったり、焦りを感じてくるからです。
この場合は、瞑想をすることの目的や目標を定める前に、あなたの今の状態を確認する必要があります。
あなたの今の状態に合わないことを目標にしていると、いつまで経っても効果を感じられない可能性も出てきます。
例えば、癒すことが必要な状態の時に、サードアイを活性化しようとしても、なかなかうまくいかないでしょう。
例えば、癒しを済ませてサードアイを活性化しようとしている状態の時に、癒しを得ようと思っても、なかなか実感できないでしょう。
瞑想の効果を実感するには、まず、今のあなたがどのような状態で、何を目指すべきかを明らかにすることが大切です。
それさえできれば、瞑想で次々と効果を実感していくことができ、瞑想が苦痛になることはなくなるでしょう。
瞑想が習慣化したけど、最近瞑想をする気分になれない
瞑想をする気になれないと、瞑想をすることが苦痛になります。
この場合の瞑想をする気になれない理由は、「心の傷と向き合うことを無意識に恐れているから」です。
瞑想を続けていると、どうしても自分を癒す時期に入ります。
自分を癒す時期には、過去の嫌な記憶を呼び戻すことが必要となってきます。
その為、過去の傷ついた記憶や、悲しい記憶、怒りや恨みの感覚を再度経験することになるのです。
それらの「嫌な記憶」は、人それぞれで、案外大したことがない方もいれば、「思い出すことが本当に辛い」という方もいます。
そして、瞑想中に、それらの嫌な出来事を思い出す方向に無意識に近づいていると、「何となく瞑想をしたくない」とか「瞑想をする気になれない」ということが起こります。
この、心の傷と向き合う行為は、意識レベルを上げる為にも、アセンションをする為にも必ず必要なのですが、心の傷と向き合った時にどうすればいいのかを理解していないと、傷と向き合うことを警戒してしまいます。
なので、この場合は、心の傷と向き合った後、どうすれば癒せるのかを知っておくといいでしょう。
最近忙しくて瞑想に時間を費やすことが苦痛
「あれもやらなくては、これもやらなくては」と感じている時に、それらをせずに瞑想をするのは少し勇気がいります。
日常生活が忙しくて瞑想することを苦痛に感じる場合、あなたには2つの選択肢があります。1つは、「やらなければいけないことを諦めて、瞑想をする」という選択肢です。
瞑想をすることを続けて心のメッセージを聞くことができれば、現実的な人生の問題は自然と落ち着いていきます。
「瞑想100%、日常生活0%」にする必要はないので、瞑想の比重を上げ、日常生活の比重を下げることができれば、いいですね。
また、日常生活が忙しく、瞑想に時間を費やすことが必要な時に、あなたにある選択肢の2つ目は、「瞑想を諦めて、忙しい生活をすること」です。
瞑想をしてみようと思っても、「どあなたにとって今重要な人生のイベントを優先させましょう。
あなたが聞くべき心からのメッセージを、人生のイベントを体験することで聞くことができるかもしれません。
人生のイベントを経験することを続けて、それでも心の声に気がつくことができない場合は、日常生活はもっともっと忙しくなっていきます。
仕事、恋愛、だらけることなどに忙しくなっていきます。
そんな忙しい時間を続けていると、またふと、「変わりたい」とか、「人生を思い通りにしたい」などと感じる日がいつか来るでしょう。
その「瞑想をする目的」ができた時にまた瞑想をすればいいでしょう。
静かにずっと座っていることが苦痛
静かにじっと座っていることが苦痛である理由は、「瞑想をすることができていないから」です。
瞑想とは、目を閉じて、何らかの目的を達成しようとしている行為ですが、瞑想の目的を持たずに目を閉じて座っていると、静かに座っていることが苦痛になってきます。
なぜなら、瞑想の効果を得られない上に、動くこともできないからです。
例えるならば、面白くない誰かの話を「つまらないな~。早く終わらないかな~。台所行ってドーナツ食べたいのにな~」と聞いているふりをしながら、やりたいことを耐えているようなものです。
やりたいことをやっていないのは、本当に苦痛です。
静かに座っていることが苦痛だと感じている場合は、瞑想をする目的を見つけましょう。
あなたは何故瞑想をしているのですか?
例えば、「良くなりたいから」という目的があるならば、「良くなる為に今具体的に何をするのか」という具体的な目的を見つけるのです。
今のあなたにぴったりな目的が見つかれば、「座っている」という外の世界の感覚から、内の世界へ移動することができるようになりますよ。