自損事故を起こす場合、もらい事故に遭う場合、追突事故を起こす場合のスピリチュアルな意味についてそれぞれお話します。
自損事故のスピリチュアルな意味
自損事故を起こすスピリチュアルな意味は、「孤独に悩んでいる」ということです。
孤独であることに悩んでいるということではなく、周りの世界を遮断して、独りで何かについて悩んでいるということです。
自損事故を起こした時は、何かについて悩んでいる時です。
あなたが自損事故を起こしたのであれば、人には言えない悩みがあるのでしょう。
「人に相談しても意味がない」と感じていたり、「悩んでいる自分を知られたくない」とか、「周りに心配をかけたくない」という思いがあるのかもしれません。
いずれにしても、人に今の悩みを打ち明ける気はないようです。
「大丈夫な自分を演じたい」というような見栄があるのかもしれませんし、人に迷惑をかけないようにしたいという気持ちもあるのかもしれません。
自損事故を起こしたあなたには、今の悩みを独りで解決することはもしかすると簡単ではないかもしれません。
不可能とは言いませんが、時間がかかると思います。
そして、悩み事から頭が離れない状況にどんどん苦しくなっていく可能性があります。
なぜなら、外の世界と自分の内の世界の間に壁を作り、遮断しているので、考えが堂々巡りになるからです。
例えば、空気の悪い部屋の中にこもっている自分自身を想像してみて下さい。
この状態で、新鮮な空気を創ることは、相当大変なことです。
ですが、窓を開けて換気すれば、外の新鮮な空気が部屋の中にどっと流れ、部屋の中の空気をフレッシュにすることは比較的簡単に終わります。
これと同じように、私たちは、外の世界を遮断して独りで悩みを解決しようとする状態にこもると、なかなか悩みは解決できません。
そして、解決できない悩みを誰にも言わずに、独りで抱えていることに限界が来たような時に、私たちは自損事故を起こします。
自損事故を起こしたあなたは、誰かに打ち明ける勇気を持つことが大切です。
私たちの多くは、何かしらの悩みを皆持っています。
あなたが重たいと感じている悩みが人にとって重たいとは限りません。
打ち明けてみたら、「あら、そんなことで悩んでいるの?大したことないじゃない!私なんてこんな悩みがあるのよ!それに比べたら、あなたの悩みなんて大したことないわよ!」ということもよくあります。
もしくは、「あー、私もそんなことがあった!でも結局こうだったのよね!」なんて解決策のヒントを得ることができるかもしれません。
何よりも、大切なことは、解決することではなくて、気分転換して、重たい悩みから頭を開放する瞬間を作ることです。
頭で考えない時間を作っただけで、私たちはストレスを軽減できるのです。
それくらい単純なことなのです。
悩みについてずーっと考えてしまっている状態というのは、頭が休めていないということです。
頭が休まらないと、ストレスは増えるばかりです。
勇気を持って、考えない時間を作りましょう。
必ず、必ず何か改善することがありますから。
もらい事故に遭うスピリチュアルな意味
自分が原因ではなく、事故に巻き込まれてしまった場合は、「諦めている」というスピリチュアルな意味があります。
私たちは、事故に巻き込まれたり、大事な人が事故に巻き込まれるのを見ると、「何も悪いことしていないのに」と事故の加害者を責める傾向があります。
確かに、もらい事故をした人は何も悪いことはしていません。
ですが、真実は、自分自身とその人生を諦めていたことが、事故に巻き込まれた原因となっているのです。
この世には、悪いことをしていないのに、悪い事件に巻き込まれることが多々あるように見えます。
ですが、この世界は私たちが理由なしに苦しまなければならないほど腐敗した世界ではないのです。
あなたが心の傷を癒し、悟りを開けば、この世界の仕組みが分かり、全てには理由があることが分かるようになります。
もらい事故をした人にも、理由がきちんとあるものなのです。
あなたがもらい事故をしたのであれば、あなたはあなた自身の可能性を信じていなかったり、あなたが幸せに生きる人生をどこか諦めてしまっているようです。
もしくは、あなたの夢を諦めていたり、望みが全て叶うことはあり得ないと感じているのかもしれません。
いずれにしても、もらい事故を経験したあなたは、あなたには人生を切り開くことが可能であることを思い出すことが必要です。
あなたの力や特殊能力、心安らぐ環境や、幸せな生活は、あなたが望む限り可能です。
望まなければ、得られるはずのものも得られないでしょう。
もらい事故を体験したあなたは、あなたの真の姿を取り戻すことが大切です。
あなたが本当は誰であるのかを思い出して下さい。
思い出すことができれば、周りがあなたに悪影響を及ぼすことがなくなるでしょう。
追突事故の加害者になるスピリチュアルな意味
あなたが自ら事故を起こした場合は、「自分自身を責めている」というスピリチュアルな意味があります。
事故を起こしたことで取らなければいけない責任の大きさと同じくらい、自分自身を責めているようです。
つまり、「自分は罪をこれほど償うべきだ」と、あなた自身を責めているのです。
あなたが「自分には償うべき罪がある」と信じている為に、実際に罪を償うことになってしまったのです。
あなたがあなた自身を責めている理由は何でしょうか?
あなたは罪を償う必要はないということを知る必要があります。
大事なことは、あなたを罰することではなくて、あなた自信を愛することです。
自信を取り戻す為には、あなたが自分のすることに自信を持てるほどの「良い人」になるといいでしょう。
あなたが良い人になれないことがあるとしたら、その時はエネルギーが不足しているからです。
エネルギーは、あなたが幸せになることで入ってきます。
幸せになりましょう。
そうすれば、償う罪などないことに気がつきますから。