瞑想

瞑想で簡単に潜在意識に入るコツ|アクセスできない3つの理由についても

瞑想で簡単に潜在意識に入るコツについてお話します。潜在意識とはそもそも何なのか?潜在意識を知り、入れない理由を知れば、潜在意識に簡単にアクセスできるようになるでしょう。

潜在意識とはそもそも何なのか?

潜在意識に簡単に入りたいのであれば、潜在意識とはそもそも何なのかを知る必要があります。 頭で「潜在意識」をよく知っていても、その潜在意識があなたのどの部分であるのかを知らなければ、潜在意識に入るまで長い道のりとなるでしょう。 まずは、潜在意識をよく理解しましょう。 潜在意識とは、難しい言葉を使っていますが、実は、「心」のことなのです。 潜在意識以外の言葉に、顕在意識という比較対象の言葉がありますが、顕在意識というのは、頭で考えている状態のことです。 そして、潜在意識とは、何を隠そう、心で感じている状態なのです。 潜在意識とは、心理学者のユングさんによって「氷山の一角」に例えられていることで知られています。 「水面に出ている氷山は、氷山全体の一部(10%ほどと言われることが多い)であり、水面下には、90%の氷山がある」という例えです。 つまり、顕在意識とは、水面に現れている氷山の一角であり、潜在意識とは、水面下にある90%の氷山ということです。 これが意味することは、私たちが願いを叶えるには、顕在意識でどうこうしようとしてもきりがないので、潜在意識を使う必要があるということです。 これは結局どういうことかと言うと、私たちが願いを叶えたければ、頭でチマチマ考えていても、らちがあかないから、心を使う必要があるということなんです。 潜在意識という言葉を使うと、難しく考えてしまいがちですが、潜在意識とは、つまり、心のことなのです。 私たちの誰もがよく知っている、「心」を潜在意識と呼んでいるのです。 さらに、「心=感情」ではなく、「心=魂」ととらえられていることがスピリチュアルな世界では一般的です。

潜在意識にアクセスできない3つの理由

潜在意識は、心のことですが、心に私たちが入れない理由は、外的なものではなく内的なものです。大きく分けて3つあります。

1、嫌な思いをしたくないから

過去に心が傷ついた経験があると、潜在意識=心に入ることを無意識に拒む傾向があります。 過去の嫌な経験を、「許す」ことができずに、「忘れよう」としている人に多い現象です。 過去に起こった嫌なことで、人や環境を許すことができていない為に、潜在意識に帰ると、過去の嫌な感情や記憶が蘇ります。 ですが、過去の嫌な出来事を「忘れよう」としていたり、「もう終わったことだから」とくよくよしないで前向きに生きようとしていると、心に帰ってあえて嫌な感情や記憶を思い出すようなことはしない傾向があります。 このように、過去に負った心の傷が癒えていない時は、潜在意識=心に入らないようにしていることが多いです。

2、頭を使いたいから

私たちは誰もが潜在意識にいつでも好きなだけ入ることができ、子供の頃は特に潜在意識に入りながら生きていることが多いです。 それなのに、社会に鍛え上げられる段階で、私たちの多くは心を閉ざしていきます。 心を閉ざそうと思って閉ざしている人は意外と少なく、私たちのほとんどが、心を無意識のうちに閉ざしていくのです。 なぜなら、今までの世界や社会は、心のままに生きることが難しい状態でありました。 心のままに、潜在意識に重点を置いて生きると、何かしらのレッテルを貼られたり、社会に馴染めないことがあるので、人や社会、大人に認められる為に、私たちの多くは、知らないうちに潜在意識から離れて、顕在意識を鍛えて生きてきた可能性が高いのです。 学校に行っても、心を鍛える教育よりも、頭を鍛える教育の方が圧倒的に多いですよね。 その為、一般的に「社会に認められている人」は、気を付けていなければ、頭に重心が寄っていく可能性が高いです。 心に重心を戻す為に瞑想をしている成功者の方もたくさんいるかと思いますが、このように潜在意識=心に重心を置くようなエクササイズをしていなければ、頭を使うことを重点的に教えられてきた私たちは、頭に重心が寄る傾向があります。 何か問題があれば、心で感じるのではなく、頭で解決法を考えます。 心で答えを見つけることよりも、頭で考えることの方を好むようになっていると、潜在意識にはほとんど入れないです。

3、心の場所を忘れてしまっているから

潜在意識である心から離れ、頭で考えることばかりして生きていると、場合によっては、心がどこにあるのかを忘れてしまうことがあります。 心を使わずに、心の場所を忘れてしまうことが、潜在意識に入れない理由の3つ目です。 私たちの多くは、何らかの理由で心を使わずに生きていることがあります。 そして、大人になったある日、ふと、「このままではいけない」と気がつき、心を探し始める段階でいろいろと考え始め、その過程で「潜在意識というものがあるらしい」という学びに行きつくのです。 そして、「潜在意識をもっと理解しよう」と瞑想を続ける中で、やがて、「これが潜在意識というものか」と、「心」がどこにあるのかを感覚として思い出すのです。 潜在意識は、私たちの中に、いつでもどんな時でもあり、アクセスするのも私たちの自由です。 そんな潜在意識である「心」に入れない3つ目の理由は、私たち自身が心を忘れてしまっているからなのです。

潜在意識に簡単に入るコツ

潜在意識に簡単に入るコツが3つあります。 それぞれ詳しくお話していきます。

1、何もしようとしない

潜在意識に簡単に入るコツの1つ目は、何もしようとしないことです。 瞑想をする時間を取り、姿勢を整えたら、瞑想中に何かをしようとしないで下さい。 ただ座って、何もしない時間を経験してください。 そうすると、やがて、今いる場所から潜在意識に歩み寄ることが自然と始まります。 「潜在意識にどうやって入るのだろう?」と考えたり、「潜在意識ってどこにあるんだろう?」などと考えないようにしてください。 考えている時点で、潜在意識から遠のいています。 「考える」という行為は、頭で行われていることであって、頭を使っている限り、心である潜在意識に深く足を踏み入れることは難しくなります。 潜在意識に簡単に入る1つ目のコツは、何もしようとしないことです。

2、を感じているかに集中する

潜在意識に簡単に入る2つ目のコツは、何を感じているのかに集中するということです。 瞑想中に気がつくと、何かを考えているということが起こりがちです。 瞑想を始めたばかりの頃は、思考をコントロールすることは難しいです。 どんな瞑想の達人でも、潜在意識に入って、その中を自由に探求するまでに多少なりとも時間を要します。 潜在意識に入ることを急がずに、瞑想を習得しようとしているならば、思考をコントロールできるようになる必要もありますが、潜在意識に簡単に入りたいと願うのならば、心で何を感じているのかに集中するのです。 「集中」とは、「エネルギーを集めて使う」ということです。 「心で感じること」にエネルギーを使うようにすれば、思考に回るエネルギーは自然と減り、考えることができなくなります。 潜在意識に簡単に入る2つ目のコツは、心で何を感じているのかに集中することです。

3、辛い感情から逃げない

潜在意識に簡単に入る3つ目のコツは、辛い感情から逃げないことです。 潜在意識に入れないという状況がある私たちは、幸せを感じている可能性は低いです。 潜在意識に入ることができているのであれば、幸福感を感じることが誰でもすぐにできるからです。 しかし、潜在意識に入ることができていない段階では、何かしらの嫌な気分を感じる可能性が高いです。 それらの嫌な気分は、私たちの過去の心の傷と関係があることがほとんどですが、その辛い感情や気持ち、感覚と向き合うことを避けると、潜在意識へはいつまで経っても入れません。 潜在意識へ入るには、潜在意識へ入ることを妨げるブロックになっているものと向かい合うことが、最短最速なルートです。 何が起こっても恐れずに、潜在意識へ向かって歩む決断をしましょう。

まとめ

瞑想で潜在意識へ簡単に入るには、頭を使わずに、心に集中し、自分自身の内側で起こることを素直に受け入れるということです。 そうすれば、あなたは潜在意識への入り方を学ぶのではなく、潜在意識へ帰る方法を思い出すこととなるでしょう。

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