エネルギーバンパイア(サイキックバンパイア)の本当の正体と、エネルギーバンパイアからエネルギーを吸われない対策、また、エネルギーバンパイアの撃退法についてお話します。
エネルギーバンパイア(サイキックバンパイア)とは?
エネルギーバンパイアは、サイキックバンパイアと呼ばれることもありますが、エネルギーバンパイアとは、エネルギーフィールド上で人のエネルギーを吸う存在のことです。
バンパイアとは、民話や伝説に登場する「吸血鬼」という意味の言葉ですね。
吸血鬼は、人の血を吸うことで知られていますが、エネルギーバンパイアは、人のエネルギーを吸う(使う)ことで知られています。
エネルギーバンパイアは、基本的には人間ですが、場合によっては人間ではない場合もあるかと私は思います。
人間がエネルギーバンパイアになっている場合は、肉体という見た目は普通の人です。
ですが、あなたの意識が肉体や物質的なレベルにあるのであれば、肉眼で、得る情報をよく観察することで、エネルギーバンパイアかどうかを判断することもできます。
また、あなたがサイキックである本当の自分自身を取り戻して、サイキック能力を使ってエネルギーフィールドから情報を得ることができれば、普通に見える人間でも、エネルギーバンパイアかどうかを判断することができます。
エネルギーバンパイア(サイキックバンパイア)の本当の正体
エネルギーバンパイアは、悪い奴のように認識されがちですが、実は悪い奴ではありません。
エネルギーバンパイアとは、実は、自分自身をコントロールすることができない可哀そうな人、もしくは、魂の成長度的に未熟な人なのです。
私たちは通常、人間として幸せになると、サイキック能力を使えるようになっていきます。
なぜなら、私たちは幸せになることで、本当の自分自身を思い出すことができるからです。
通常であれば、幸せになれるまではサイキックになることはあまりありません。
ですが、実際には、幸せでなくても、無意識のうちにサイキック能力を使えるという人もいます。
これらの、幸せでない状態でサイキック能力を使っている人が、エネルギーバンパイアになる可能性があります。
さらに詳しく言うと、エネルギーバンパイアとは、悲しみを抱えた状態でサイキックな能力を使っている人です。
エネルギーバンパイアが一般的に悪い奴として認識されている理由は、自分の中にある悲しみを癒し、自分自身を幸せにすることができない人が、苦しみのあまり、人に頼ろうとするからです。
幸せな人がサイキック能力を使うと、自分で幸せになることができていない状態の人を助けることができます。
しかし、自分で自分を幸せにすることができない悲しみを抱えた人がサイキック能力を使うと、人のエネルギーを吸うことがあり、サイキックバンパイアと呼ばれるのです。
なぜなら、彼らは自分でエネルギーを補給することが苦手なので、人のエネルギーを奪う傾向があるからです。
私たちは皆、自分でエネルギーをいくらでも好きなだけ補給することができるのに、悲しみに囚われている人は、エネルギーを自分の中から補給する(取り入れる)ことができません。
自分の中から必要なエネルギーを補給することができないサイキックバンパイアは、必要なエネルギーを人から取ることでしか生きられないのです。
エネルギーバンパイアは、基本的には、無意識のうちに人のエネルギーを吸っていることが多いです。
自分が人からエネルギーを吸っていることに気がついていない場合もありますし、自分が人からエネルギーを吸っていると分かっていても、それが悪いことだとは認識していない場合があります。
ちなみに余談ですが、サイキック能力を使って無意識に人のエネルギーを吸う人は、サイキックバンパイアと呼ばれ、悲しみを抱えていますが、サイキック能力を使って意識的に人のエネルギーを吸う人は、怒りを抱えていることがほとんどです。
「怒り」という感情は、「悲しみ」という感情に耐え切れなくなった時に発生する感情です。
つまり、悲しみに耐えることができなくなったエネルギーバンパイアは、放置しておくと、やがて、怒りを抱えるエネルギーバンパイアになるのです。
怒りを抱えたエネルギーバンパイアは、もう、エネルギーバンパイアとは呼ばれません。
怒りを抱えたエネルギーバンパイアは、いわゆる「魔女」と呼ばれるものになります。
魔女と呼ばれる、怒りを深層に抱えた人がサイキック能力を使うと、エネルギーフィールドで人を攻撃します。
「悲しみを抱えた自分から開き直る」といったところでしょうか。
自分が魔女だと認識していない魔女は、エネルギーフィールドの存在を認識しているとは言え、基本的には、自分が何をしているのかに気がついていないので、無意識に人のエネルギーを攻撃していると言えますが、自分が魔女だと自覚しているに近しい人は、意識的に人のエネルギーを攻撃することが多々あります。
いずれにしても、エネルギーバンパイアの正体とは、悲しみを深層に抱え、無意識のうちに、サイキックな力を使って人のエネルギーを吸っている人なのです。
エネルギーバンパイアにエネルギーを吸われない対策
エネルギーバンパイアにエネルギーを吸われない為の対策は、「エネルギーバンパイアを認識して、自分を守ること」です。
まず、エネルギーバンパイアにエネルギーを吸われないようにする対策としては、エネルギーバンパイアが周りにいるのかどうかに気がつくことが大切です。
エネルギーバンパイアに気がつくことができたら、自分を守ることを意識します。
自分を守る最善な方法は、「自分を愛すること」です。
自分を愛するとは、自分を肯定的に捉え、自分に自信を持つことです。
自分を守るとは、実はとてもシンプルなことなのです。
自分という存在を認め、愛することが、最高の守りとなるのです。
あなたがもしも、自分を肯定して愛することが難しいと感じるのであれば、神や天使など、あなたが信じるものに助けを借りてもいいでしょう。
その場合は、見返りを求めない清い存在に頼むように気を付けましょう。
エネルギーバンパイアの力が自分よりも強いと感じる場合は、エネルギーバンパイアとの距離を置くことも大切です。
そして、あなたが自分自身を取り戻し、自分自身を愛し守ることができるようになったら、あなたは「守り」を意識しなくても、エネルギーバンパイアにエネルギーを吸われない強さを取り戻しているでしょう。
エネルギーバンパイアは、私たちの心の隙間から入ってきてエネルギーを抜き取っていきます。
ですが、どんなに私たちの周りにエネルギーバンパイアがうじゃうじゃいたとしても、私たちに心の隙間(闇)がなければ、あなたがエネルギーバンパイアにエネルギーを吸われることはありません。
私たちが本当の自分自身を取り戻すことができるまでは、エネルギーバンパイアから身を守ることを意識することも大切ですが、身を守ることにばかりエネルギーを使っていると、疲れてしまいますし、人生を楽しむことにも制限が掛かってしまうので、自分自身を取り戻すことを心がけていきましょう。
自分自身を取り戻すことができると、エネルギーバンパイアは自然と寄ってこなくなります。
エネルギーバンパイアの撃退法
エネルギーバンパイアの撃退法は、「同情をしないこと」です。
今あなたの周りに、エネルギーバンパイアがいるのだとしたら、同情をせずに、自分自身を幸せにする行動を起こすことが大切です。
これが、エネルギーバンパイアにとって、一番効果的です。
例えば、あなたがエネルギーバンパイアの悲しみに同情し、一緒に悲しみに浸ることをしてしまうと、エネルギーバンパイアは、悲しみに囚われていてもいいのだと勘違いしてしまうことがあったり、悲しみから抜け出せなくなってしまうことがあります。
そして、「こんな悲しいことがあった」「あんな悲しいことがあった」と、無意識のうちにどんどん同情を誘って、あなたのエネルギーをどんどん吸っていくでしょう。
そうなると、あなたもエネルギーバンパイアも、どんどん負のスパイラルにハマっていきます。
ところが、あなたが同情をすることをしなければ、エネルギーバンパイアはあなたのエネルギーを吸うことができません。
あなたの心の隙間に入り込むことができず、あなたのエネルギーに触れることができないからです。
このようにエネルギーバンパイアを撃退するには、エネルギーバンパイアの悲しみに同情しないことが大切です。
同情することと愛することは異なります。
同情するとは、悲しみを共に抱えることであり、愛するとは、人を悲しみから救ってあげるということです。
あなたがエネルギーバンパイアを愛することができるのであれば、愛せばいいですし、あなたがエネルギーバンパイアを愛せない状態であるならば、無理をせずに、悲しみに同情しないことが大切です。
あなたの前向きな志しが垣間見えれば、エネルギーバンパイアはあなたのエネルギーを吸わずに、自分の中からエネルギーを得るヒントを得られるかもしれません。
また、エネルギーバンパイアを撃退する為に、相手を攻撃することはしない方がいいでしょう。
なぜなら、あなたの行動次第で、エネルギーバンパイアの悲しみを悪化させる可能性もあり、エネルギーバンパイアの悲しみを悪化させるともっと大変なことになる可能性があるからです。
あなたがエネルギーバンパイアの悲しみを悪化させてしまうと、エネルギーバンパイアは今までよりもさらに、あなたのエネルギーを吸おうとするかもしれません。
また、エネルギーバンパイアであった人の悲しみが怒りに変わり、魔女に進化する可能性も十分にあります。
そうなったら、もっとめんどくさいことになります。
なので、エネルギーバンパイアを撃退するには、傷つけたり、叱るなどの、あらゆる意味での攻撃をせずに、なおかつ同情しないことが大切です。