瞑想

瞑想で何も考えない方法とリラックスの仕方|余計なことや雑念の払い方についても

瞑想で何も考えないようにする3つの方法と、何も考えない状態へ持っていくリラックスの仕方、余計なことや雑念を払う方法や、どうしても雑念が浮かんでしまう時はどうするべきかについてそれぞれお話します。

瞑想で何も考えないようにする方法1

瞑想で何も考えないようにする方法は、「心の傷を癒す」ことです。

瞑想で何も考えない状態とは、つまり、マインドフルネス瞑想であり、これはつまり、今この瞬間に集中するということです。

私たちは、意識しなければ常に何かを考えており、何も考えていない状態であることは、最初のうちは簡単ではありません。

ですが、私たちは、意識して「考えることをやめよう」と決意すると、練習は多少必要となりますが、徐々に考えない状態を作り出すことができるようになります。

ですが、ある程度瞑想を日常的に続けても、常に何か考えてしまう場合は、心の傷を癒すことが大切です。

なぜかというと、考えを作り出しているものは、実は心の傷であることが多いからです。

例えば、瞑想中に思考を認識することができると、私たちは、過去のことをいつの間にか考えていたり、未来のまだ起こってもいないことについて考えていたり、誰か人のことを考えていたりと、実にたくさんのことを考えていることに気がつくでしょう。

そこで、「考えることをやめよう!」と決意すると、少し練習をすれば、考えを止めることができるようになりますが、心の傷がある場合、常に何かを考えてしまうという特性が私たち人間にはあります。

これは、「恐れ」が裏に隠れているからです。

恐れがあると、自分自身が嫌な思いをしない為の対策をどうしても考えてしまうのです。

対策を考えているとは気がつかない場合でも、対策を練る為の情報収集をする為に、過去のことを考えていたり、問題が解決された未来のことを考えていたりするのです。

その為、対策が見つかって安心できるまでは、思考は常にめぐることとなります。

この状態で瞑想中に考えないようにしようとすることは、無理ではないかもしれませんが、相当大変です。

仮に思考を越えて心に集中する瞑想ができたとしても、瞑想が終われば元の状態に戻り、次に瞑想をする時には、また思考を越えなくてはいけません。

ですが、心の傷が癒されていれば、恐れがなく、何かについての対策を考えなくても安心することができるので、瞑想中に考えないことは比較的簡単にクリアでき、瞑想をすればするほど効果が出るようになるでしょう。

その為、瞑想中に何も考えないようにする1番効果的な方法は、心の傷を癒すことです。

瞑想で何も考えないようにする方法2

瞑想中に何も考えないようにする方法として、心の傷を癒すことはとても有効ですが、時と場合によっては時間を要する場合があります。

この場合は、その場の思考を止める為に、瞑想の時間設定をして、考えたいことを紙に書き留めておくという方法もあります。

例えば、瞑想を1時間すると決めたのであれば、1時間の間は考えないようにルールを作ってしまうのです。

瞑想の1時間の間に浮かんだ「考えたいこと」は、1時間の瞑想が終わってから考えることにする、とするのです。

例えば、瞑想を始め、「夜ご飯は何にしようかな・・・」と考えている自分に気がついたら、「瞑想が終わってから考えよう。1時間後に考えても、大変なことにはならないから」と、紙に「夜ご飯について考える」と書き残して、忘れないようにしておけば、今の1時間は瞑想に集中できるでしょう。

また例えば、瞑想中に「喧嘩している彼との関係、どうしよう・・・」と無意識に考えている自分がいたら、「1時間の瞑想を終えたら、彼との関係について考えよう。1時間の違いは大してない」と思って紙に書き残して置けば、今は瞑想に集中し、後で問題を解決する方法について考えることができます。

うまくいけば、瞑想中に心の空間に入ることで、最適な解決策が見つかって、後で考える必要がなくなるかもしれません。

私たちの質問の答えは、いつも心にあります。

頭には解決できない問題を、心は解決することができます。

なので、頭で考えることを後でやるとして、瞑想すると決めた時間内は、考えないことを徹底することで、何も考えずに心で感じることに集中できるでしょう。

瞑想で何も考えないようにする方法3

瞑想で何も考えない方法の3つ目は、行動瞑想をするということです。

行動瞑想とは、何かを行動しながら瞑想をするというものです。

この行動瞑想とは、例えば、塗り絵をしたり、陶芸をしながら瞑想をするというもので、実は私たちの誰もが経験している可能性のある瞑想法なのです。

例えば、陶芸をする時、私たちの多くは、心で感じながら形を整えています。

さらに、例えば、陶芸が好きでしている時は、要所要所で「この部分はどんな形にしよう?」と考えることはあっても、他のことをダラダラ考える率を下げる可能性があります。

また例えば、全く新しいことにチャレンジすることも、何も考えない状態を作ることができます。

例えば、全く初めて陶芸を始める場合、陶芸の作品を作ることに集中していますよね。

そうすると、今この瞬間に集中しているので、心の空間に入りやすくなります。

瞑想中にどうしても考えてしまう場合は、行動瞑想をすることで、目指している「何も考えない状態」を作ることができます。

 

また、瞑想で何かを考えてしまうという状態は、リラックスできていない状態です。

瞑想で何も考えない為には、他にも、リラックスできる環境を整えることが大切です。

瞑想でのリラックスの仕方

瞑想でリラックスするには、いくつかの方法があります。

例えば、

  • アロマ
  • マッサージ
  • 自然環境に身を置く
  • 暖かい場所に身を置く
  • 一人になる

などが挙げられます。

これらのことを参考に、瞑想をする環境をリラックスできる環境にすると、頭がリラックスできるので、頭がリラックスすると、何も考えない状態を作りやすくなります。

余計なことや雑念の払い方

余計なことや雑念を払う方法、これは、意識レベルを上げることです。

私たちは、意識レベルが低いと雑念が浮かびます。

ですが、意識レベルが上がるにつれて、雑念は自然と無くなっていきます。

これは、ラジオのチューニングのようであり、ラジオ番組のある局にチューニングできないと、雑音が聞こえることがありますよね。

その雑音が聞こえるチャンネルで雑音を消そうとしたら、それは大変なことですが、ラジオをチューニングして、周波数を上げてどこかの局に合わせると、雑音は自然と聞こえなくなりますよね。

これと同じで、雑念が消えない時は、雑念の周波数に意識レベルがあるのです。

その為、意識レベルを下げることは基本的にはできないので、意識レベルを上げることで、雑念から解放されます。

どうしても瞑想で何か考えてしまう時は

瞑想中に、どうしても余計なことや雑念が出てきてしまう場合は、瞑想を一旦諦めることも大切かもしれません。

瞑想とは、心の空間に入る為に行う作法ですが、「静」の状態で心に入ることができないのであれば、「動」の状態で心に入ることを試すことをお勧めします。

「動」の状態で心に入るとは、好きなことに積極的に取り組むことです。

例えば、「好きなスポーツをする、好きな場所を探索する」など、好きなことをして楽しい思いをすると、心の空間に入れる確率は高くなります。

瞑想で心の空間に入れないのであれば、瞑想に執着する必要はありません。

まずは、心の空間に入ることが大切ですから、好きなことを行動的にして、心の空間へ入りましょう。

瞑想を長く続けても、心に入れないのであれば、瞑想を続ける意味はさほどないかもしれません。

ですが、楽しいことを活発にして、心の空間に入ることができれば、そこから瞑想へ戻ることの方が簡単な場合もあるかもしれません。

まとめ

瞑想中に何も考えないようにする方法は、

1、心の傷を癒す

2、瞑想中に浮かんだ考え事は紙に書き残して、瞑想時間内は考えないことを徹底してみる

3、何かしながらの行動瞑想を試してみる

何も考えないようにする工夫としては、リラックスできる環境を整える。

余計なことや雑念を払うには、意識レベルを上げる。

どうしても雑念が消えない場合は、瞑想から離れて、好きなことを活発にすることで心の空間に入ることを目指す。

でした。

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