スピリチュアルなお話

ミイラのスピリチュアルな真相は、勘違いのアセンション|蘇るのかや不老不死との関係についても

ミイラが作られたスピリチュアル的な真相は何なのか?エジプトのミイラやお坊さんの生きたままミイラになる即身成仏行、ミイラが作られなくなった理由や、ミイラが蘇るのか、ミイラが不老不死と関係する理由や、ミイラに似た人体冷凍保存などについて、ことの真相をお話したいと思います。

 

ミイラと言えば、エジプトのミイラが有名ですよね。

エジプトには大きなピラミッドがあって、その中は王様や王族の人が眠るお墓になっていたりして、さらにそこには、ミイラが横たわっていると言われています。

一昔前から、ミイラを実際に見る機会が増えました。

その中には、偽物のミイラもあったわけですが、古代エジプトを生きた人々は、人間の遺体を、長期保存しようとしていたのです。

その「肉体の長期保存」方法の1つが、ミイラです。

エジプトでの試み、「肉体のミイラ保存」は、王様や王族から始まり、後に一般庶民にも広がったと言われています。

 

日本でも、ミイラに関する知識は古くからあったと言われています。

そして、日本でもミイラになることを望んだお坊さんのような方もいるんだそう。

しかも、生きたまま即身仏ミイラになるという修行のようなものもあるそうです。

「ミイラになろう」と決意した人間が、食べることを止め、土の中に深く埋められた座棺に入って、そのままミイラになるのだそうです。

 

肉体をミイラ化する際に、よく塩が使われました。

塩を使うと、保存状態が良くなるのです。

漬物にも塩を使いますが、塩を使うことで、長く保存することができますよね。

漬物と一緒で、ミイラを作る際にも、よく塩が使われたようです。

生きたままミイラ化する前に塩を食べたり、後から塩加工したりしたようです。

 

塩というのは、スピリチュアル的に、鉱物しての精神性が高いです。

私たち生命体の精神性は、高ければ高いほど、長生きすることができます。

永遠を手に入れていくと言いますか、不老不死に近づいていくと言いますか、精神性が高まるにつれ、長く意識を保つことができるようになるのです。

 

塩は、鉱物の中でも精神性が高い方なので、その塩の波動が、周りに永遠をもたらすと言いますか、塩を置くことで、いろいろなものの意識が高めに保たれ、その結果、ものの保存状態が良くなるというわけです。

そのため、いつ取りに来るか分からないその時まで、肉体を保存しておきたいと考えた古代の人々は、塩を使うことで、ミイラの状態をよりよく保つことを期待したのでしょう。

 

普通、人間の肉体から魂が抜けると、肉体はどんどん腐っていくというか、自然に還っていきます。

しかし、古代のエジプト人は、来世で復活した後にも体が必要と考えていたため、肉体をミイラとして保存することにしたのです。

そして、来世で復活した後に、その肉体を取りに戻ってこようと考えていたわけです。

 

私たち人間は、長い時間をかけて、1次元から2次元へ、2次元から3次元へとアセンション(次元上昇)をしています。

そして、古代エジプト時代の時には、人間が3次元から4次元へ移動する時、肉体を離れることが必要とされていたのです。

4次元は冥界で、体を必要としません。

でも、そのあと、5次元へ行く時には、また体を必要とします。

人間としての3次元の人生を終え、4次元に行っている間に、自分の肉体をミイラとして保存しておいて、5次元にまた出る時に、3次元まで戻って肉体を取り戻そうとしていたのです。

 

4次元の冥界は、楽園なんていう風に表現されることがあります。

この楽園は、天国と表現されることもありますね。

そして、楽園に行くためには、修行をしたり、試練を乗り越えたりすると行けると表現されることがあります。

もしくは、楽園に行くためのテストをクリアする必要があると言われることもあります。

 

いずれにしても、4次元は、4次元の周波数に自分自身を合わせることができないといけません。

言い換えるなら、4次元まで自分の精神性を高めないと、4次元には行けないのです。

死んだら誰でも4次元に行けるわけではありません。

死んでも、3次元の周波数しか持ち合わせていなかったら、楽園と呼ばれる4次元へは行けないのです。

 

上の次元に上がっていくことを、アセンションと言いますが、ミイラは、本気でアセンションをしようとしていた古代の人々にとって、大切に保管しておきたい肉体だったのです。

 

5次元に移行した時に再度使いたい肉体として、古代の人々は、自分の使っていた肉体をミイラとして保存していたわけですが、アセンションに成功した彼らは、ミイラの体を取りに戻ってきたのでしょうか?

一度魂が抜けたミイラは、蘇ったのでしょうか?

 

個人的な意見として、ミイラが蘇った事例はほとんどないと思います。

なぜなら、ミイラを残そうとする精神性では、4次元には行けないからです。

 

まず、3次元のこの世界で生きるために、肉体はとても大切なものです。

しかし、魂が肉体から離れた後も肉体を保持しておこうとする考えは、「肉体」、もしくは「生きること」に対して執着心があるということです。

私たちが何かに執着する時、私たちは4次元へは行けません。

なので、例え目的が次の5次元にあったとしても、「体」や「生きること」に執着し、人工的に準備を進めるようでは、5次元どころか4次元にも行けません。

なので、5次元に移動して、ミイラ化した肉体を取りに来ることはほぼないでしょう。

 

次に、ミイラ化した体を再度使うということは、ゾンビと同じことです。

そのため、精神性が高くアセンションに成功した人々は、3次元時代に使った肉体に再度入るという発想はないと思います。

 

ミイラの作り方にはいろいろありますが、自然の中でミイラ化する方法や、内臓や脳などの中身を取ってミイラ化する方法などがあると言われています。

ミイラというのは、干物のようなものです。

干物には、そのまま干すものや、内臓などを取ってから干す方法がありますが、ミイラも同じです。

 

そして、干すと人間としての形は多少崩れますよね。

さらに、内臓などを抜き取ってしまったら、人間として機能するはずの体は不完全な状態になりますよね。

そんな状態の肉体に、魂が再度宿ったら、完全にゾンビです。

肉体を抜けた後、すぐにまた肉体を取りに戻ったとしても、その時は前と全く同じ魂ではありません。

一般的には、同じ人が戻ったとはいいがたいでしょう。

 

「ゾンビになって5次元を再度生きる」。

これは宇宙的、また自然なことではなく、エゴ的な気がします。

こういう発想は、5次元に移行できる人間にはありません。

そして次元を上昇すると、「私」という個人の本質も変容します。

だから、ミイラ化した肉体が蘇ることはないと思います。

 

さらに、ミイラ化した肉体を、また生きるために修復するというのは、相当なエネルギーと叡智を要します。

こんなことをしなくても、上の次元には上の次元の体が用意されます。

もちろん、毎回肉体が用意されるわけではありませんが、その次元を生きるために体が必要なら、宇宙は必要な体を毎回用意します。

私たち人間が、赤ちゃんとして体を与えられる時と同じようにです。

なので、ミイラが蘇ることは、ほとんどの確率でないでしょう。

 

ミイラが復活することは、ほとんどないと思うとお話してきました。

でも、「ミイラが復活した事例は、皆無なのか?」と聞かれれば、ミイラが復活した事例も過去にあったと思います。

 

1つは、先ほど言ったように、ゾンビが発生したパターンです。

可能性として、ゼロではないと思っています。

体を取りに戻ってくる時間が早ければ、私たちがイメージするゾンビよりもきれいな状態ですしね。

 

もう1つは、アセンデッドマスターたちが、いろいろと実験をしていたパターンです。

アセンデッドマスターとは、アセンションを達成した生命体のことですが、ここで言うアセンデッドマスターとは、7次元以上へアセンションしている生命体たちのことを指しています。

 

私たちは、アセンションを続けた先に人間をコンプリートして、その次の生命体に進化します。

その時には、新しく進化した体が用意され、私たちの魂は、その新しく進化した体に入ります。

私たちは、今まだ、人間をコンプリートしていないので、新しい体に入るまでに至っていません。

ところが、先に人間をコンプリートしたアセンデッドマスターたちもいます。

 

彼らの中には、私たちが次に体験する予定になっている新しい体に関して取り組んでいるアセンデッドマスターもいます。

彼らは、新しい体を創造するために、いろいろと先に実験のような試みをしています。

その彼らの中には、ミイラ化した肉体を使っていろいろと試みたことがある存在もいます。

こういった理由で、ミイラを復活させ、高次意識で新しいものに創造し直すという試みは実際にありました。

そのため、ミイラが復活した事例はゼロかと聞かれれば、ゼロではないとお伝えしておきます。

今はもう、ミイラから学ぶことはなくなりましたけれどね。

 

ミイラが作られなくなった理由は、いろいろな表現方法があるかと思いますが、基本的には、時代が進んだからです。

時代が進めば、私たち人類の精神性も高まりますし、意識レベルも上がりますし、私たち人類の経験から得た知識も増えます。

そういったことを総合的にひっくるめて、私たち人類は、「ミイラは必要ない」という結論に至ったのだと思います。

 

まず1つは、今この世界を見渡しても、ミイラが蘇って普通の人間のように生きているという現象は、一般的にはありません。

もしもミイラが蘇って、何か良いことがあったのであれば、今頃、ゾンビがうようよしているはずです。

でも、復活したミイラは一般的には普及していないので、人類の「ミイラ化すればいいかも!」という考えに、希望はなくなったのだと思います。

 

  • 自分の肉体をミイラとして保存しておきたいという我欲がなくなった
  • ミイラ化した肉体が使い物にならなかった
  • ミイラ化した肉体を使わずして新しい体が新しい次元で用意された

このようなことから、結局、人類は、肉体をミイラ化する必要はないという結論に至ったのだと思います。

 

そして、2つ目は、時代が進んだことで、私たちのアセンションの仕方もだいぶ変わりました。

一昔前までは、3次元から5次元へ移行する時には、肉体を一度離れる4次元を通過する必要があったのですが、今現在の私たち人間は、体を持ったままアセンションすることが可能になりました。

5次元に移行しても、基本的には今と同じ体を使うことができます。

もちろん、体を少し進化させることもできますが、それは、私たちの集合意識が変容した後のことです。

ちなみに、今生まれてくるほとんどの子どもたちは、新しく進化した体を持って生まれています。

 

このように、3次元から5次元へ移行する時に、肉体を離れる必要がなくなったので、自分の体をミイラとして保存しておく必要もなくなったのですね。

 

ミイラは、不老不死を可能にする手段だったと言われることがあります。

また、江戸時代の人間は、ミイラが「不老不死の薬だ」と食べていたというお話があります。

いずれにしても、ミイラと不老不死は、何かと関係があるように見えます。

 

これは、ミイラは、自分の不老不死を目指して、不老不死をできる限り可能にする素材を使っていたということでしょう。

不老不死とは、年を取ることなく、死ぬこともないと書きますが、これはつまり、永遠の命を指すことが一般的です。

 

ミイラを作る人は、意識を保ったまま次元上昇をして、できるだけ肉体を長く使いたい、不老不死を可能にしたいと考えていた人々です。

そして、そのミイラを保存するために使われていたのは、塩とかスパイスとか、それぞれの分野で精神性を高めていた植物や鉱物です。

精神性を高めていくことで、意識的に生きている時間が伸びていく。無意識の時間が少なくなる。ということを、潜在的にも知っていて、アセンションに取り組んでいたのでしょうね。

なので、アセンションに取り組んだミイラを残した人々は、不老不死を目指し、不老不死に近いものを使うということがあったのだと思います。

 

人間の肉体を保存する方法として、人体冷凍保存というものもあります。

結構有名な人の肉体が、いつか来るその時のために、冷凍保存してあると聞いたことがあります。

人体冷凍保存という方法も、ミイラと同じですね。

アセンションして、体を取りに戻ってくると考えている人が、肉体を保存するためにやっていることでしょう。

 

基本的に、食材を干物にして保存するのか、それとも冷凍保存するかの違いですよね。

前の時代は分かりませんが、今は、肉体を冷凍保存しておかなくても、今の体を持ったまま5次元移行できますし、さらに上の次元にアセンションする場合でも、3次元の体は使いません。

さらに言うと、今、先に上の方の次元にアセンションしている生命体には、他の体が用意されています。

今の時代、冷凍保存する必要はないのかなと、個人的には思います。

 

ミイラは、肉体を持たずにアセンションした人が、アセンション後に肉体を取りに戻ることを想定していた痕跡です。

ミイラとなった肉体を取りに戻った生命体は、少ないと思います。

今は、肉体を保存せずに、今の肉体を持って、生きたまま、5次元へ移行できる時代です。

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