オラクルカードとタロットカードの違いは様々なものがありますが、タロットカードでリーディングをするかオラクルカードでリーディングをするかを決める前に、必ず知っておきたい1つの決定的な違いについてお話します。
オラクルカードとタロットカードの違い
オラクルカードとタロットカードは、リーディングに使うカードという共通点はあるものの、内容は全く異なるカード集です。
オラクルカードとタロットカードの違いは、カードの枚数や、絵柄の印象など、いろいろありますが、1つだけ知っておくべき決定的な違いは、カードが働きかけてくる場所です。
オラクルカードは、私たちの心に働きかけてきます。
それに比べて、タロットカードは、私たちの頭に働きかけてきます。
その為、オラクルカードは、私たちがどんな状態であっても使うことができますが、タロットカードは、心をマスターした状態で使うことが望ましいです。
その為、一般的には、タロットカードの難易度はオラクルカードよりも高いと言われています。
オラクルカードは、「心で感じる」ことを目的として作られていることがほとんどです。
その為、自由さがあり、カードの引き方も、理解の仕方も、決まりがなく、本当に自由です。
それに比べて、タロットカードは、カードの知識を持つことが少々必要となることが基本です。
つまり、タロットカードは、結果を頭を使って読み解くことに向いているカードです。
その為、心をマスターすることができていない私たちがタロットカードを使うと、エゴ(自我の考え)で結果を読み取ろうとしてしまう可能性があります。
叡智に触れるには、心をマスターし、エゴのないクリアな頭でタロットカードの結果を読み取ることが大切です。
心をマスターするとは、愛溢れる心に重心を置き、幸せで平穏な状態です。
この状態でしか、本物の叡智には通常届きません。
その為、私たちが、心をマスターしていない、悩み事などがある状態である場合は、オラクルカードの方がいいかもしれません。
そして、心をマスターしてサイキックな状態でいることができているのであれば、タロットカードを使ってみるといいのかもしれません。
タロットカードは、およそ400年ほどの歴史がありますが、オラクルカードは何世紀もの間に使われてきたという歴史があります。
古代人から長いことオラクルカードが親しまれてきた理由は、私たちにとって一番大切なことは、頭に従うことではなく、心に従うことだからではないでしょうか。
タロットカードも悪いものではもちろんありませんが、心をマスターするまでは、扱うことが難しいカードと言えるでしょう。
オラクルカードとタロットカードの基本的な違い
オラクルカード | タロットカード | |
歴史 | 何世紀にもわたって使われてきた | およそ400年前から使われてきた |
構造 | 絵柄や意味が作成者の自由 | 基本的に決められた構造がある |
知識 | 知識がなくても使える | 知識があった方が使える |
枚数 | カードを作った人の希望的な枚数 | 基本的に78枚のカード |
意味 | カードの作成者によって様々 | どの作成者も基本的に同じ意味を持たせる |
習得 | 習得に時間があまりかからない | 本当の意味で習得するのに時間を要する |
読み方 | 自由 | 基本的なルールがある |
要素 | ポジディブだけ | ネガティブな要素もある など |
このような違いが基本的にありますが、やはり、オラクルカードは心に働きかける自由さがあり、タロットカードには心の自由を制限する要素が組み込まれていると表現することができます。
大事なことは、あなたの心がどちらを必要としているかですが、サイキックなあなたの覚醒度が低いうちは、オラクルカードを使う方がいいかもしれません。
そして、サイキックな状態に慣れたら、タロットカードを使うとさらなる効果を期待できるかもしれません。
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