クレアボヤンス=霊視は、近年では特別な能力ではなくなってきています。
ここでは、クレアボヤンスの本当の意味と、クレアボヤンスで見えるものについてお話します。
「クレアボヤンス」と「霊視」の意味
「クレアボヤンス」と「霊視」は同じ意味の言葉ですが、クレアボヤンスとは、「エネルギーフィールドを見ることができる」という、サイキック能力の1つです。
エネルギーフィールドとは、私たち全ての人間が持っている要素で、肉体や物質などの見て触れる実体がない空間のことです。
クレアボヤンスはまた、「スピリチュアルサイト(Spiritual sight)」と呼ばれることがありますが、クレアボヤンスとはつまり、私たちがサイキックになった時の視力のことなのです。
私たちには肉眼があり、日常的な生活で、様々なものを見ていますよね。
私たちの意識レベルが、肉体と同じレベルにある時は、肉眼で見えるものだけが見えます。
ところが、私たちが意識レベルを上げ、サイキックな状態になると、「サイキックなフィールド=エネルギーフィールド」が自然と見えるようになるのです。
このように、サイキックな私たちがエネルギーフィールドを見る視力が、「クレアボヤンス、霊視」と呼ばれているのです。
「クレアボヤンス=霊視」というサイキック能力で見えるもの
クレアボヤンスという視力を使って見えるものは、エネルギーフィールドにあるものの全てです。
ですが、エネルギーフィールドにある全ての物がいつでも見れるかと言うと、そういう訳ではなくて、私たちが注意を向けているものだけが見えます。
例えば、私たちが肉眼を使う時、視界の中にあるものが見えますよね。
これと同じように、私たちがクレアボヤンスを使う時も、私たちが認識できている範囲のエネルギーフィールドにあるものが基本的には見えます。
また、私たちが肉眼で物を見る時、例えば、手に取った手紙を読んでいる時は、それ以外のものは目に入らないですよね?
これと同じように、エネルギーフィールドの中でも、「このエネルギーが見たい」という気持ちがあるものに焦点を合わせて見ることができます。
さらに、私たちが肉眼を使う時、突然目の前を誰かが横切るということがありますよね。
エネルギーフィールドでも、このようなことが起こることがあります。
エネルギーをオーラとして見ることができる人もいますが、この方たちは、エネルギーの色を見ているということです。
オーラはエネルギーの色です。
そして、クレアボヤンスを使う方の中には、エネルギーの色が見えなくても、形や印象などを見ているという方もいます。
クレアボヤンスを使う私たちが見るものは、基本的に、
- 人のエネルギー
- 動物のエネルギー
- 植物のエネルギー
- あらゆる物質のエネルギー
- 環境のエネルギー
- ハイヤーセルフや守護霊と呼ばれるもののエネルギー
であることがほとんどでしょう。
幽霊や低級霊と呼ばれる、浄化が済んでいない霊を見ることもできますが、クレアボヤンスを使うことができる人は、通常、サイキックな状態であるので、幽霊や低級霊と呼ばれるエネルギーを日常的に見ることはあまりないかもしれません。
誰かの霊視をする場合などには、幽霊や低級霊などを見る可能性はあります。
いずれにしても、私たちは、サイキックな状態になると、エネルギー(サイキック)フィールドを見ることができるクレアボヤンスという視力を使うことができるようになるのです。