霊視(クレアボヤンス)で何かを見る時の見え方についてと、霊視をしている時に情景が見えにくい理由、また、霊視で人を見た時に見えにくい人がいる理由についてお話します。
霊視(クレアボヤンス)の見え方
霊視で何かを見ている時の見え方は、簡単に言うと、「夜寝て見る夢を見ている」ように見えます。
または、何かを頭の中でイメージした時のように見えます。
私たちが霊視をする時は、サードアイと呼ばれている松果体を使っていると言われていますが、このサードアイの活性化具合や集中具合で、霊視による見え方も異なると言えるでしょう。
例えば、サードアイが活性化している時や、霊視に集中している時には、映像を見ているように霊視できます。
例えば、サードアイの活性具合が弱い時や集中していない時には、写真やイメージがポッと浮かんで見えたりします。
例えば、リンゴを頭の中でイメージした時、リンゴがはっきりと見えることもありますし、リンゴがぼやけて見えることもありますね。
霊視も同じように、はっきりくっきりとそれが意味するものを見ることができたり、はっきりとは見えなくても、何となくそれを理解するという場合もあるでしょう。
また、霊視で映像をはっきりと見ることができる場合もありますし、サードアイの活性化具合や意識レベルによっては、サインだけを見る場合もあるでしょう。
霊視の見え方1 人や物
霊視の見え方1つ目としては、現実の世界で私たちが見えるような人や物に近いビジョンを見ることです。
例えば、ハイヤーセルフや低級霊などの様々な存在を人の形のように見たり、現実の世界にあるような物を見ることがあります。
これは、霊視をして見るものを理解する為に、私たちが知っている情報に当てはめて理解しようとすることで起こると言われることがあります。
霊視の見え方2 シンボル的なサイン
霊視の見え方の2つ目は、シンボルのようなサインです。
それが何を意味するのかを理解するには知識が必要となりますが、シンボル的なサインを霊視する場合もあります。
霊視の見え方3 ジオメトリー
ジオメトリー(幾何学模様)を霊視で見る場合もあります。
これを理解するには、シンボル的なサインを理解するよりも、さらなる知識が必要になるでしょう。
ジオメトリーを線として見る場合もありますし、色が見えることもあります。
また、写真のように一瞬で見える場合もありますし、映像のようにジオメトリーが動いて見えることもあります。
ちなみに、マンダラもジオメトリーです。
霊視の見え方4 光
霊視で光を見る場合もあります。
光の色も大きさも様々です。
霊視の見え方5 オーラ
霊視でオーラを見る場合もあります。
目を開けたままで、肉体の回りにオーラを見ることもありますし、目を閉じた状態でオーラを見ることもあります。
目を開けての霊視と目を閉じての霊視
私たちは基本的に、サードアイを使って霊視をしていますが、サードアイは肉眼を開けていても、閉じていても使えます。
その為、肉眼を開けた状態でサードアイで霊視する場合もありますし、肉眼を閉じた状態でサードアイを使って霊視する場合もあります。
難易度で言えば、やはり、目を開けたまま霊視をする方が、目を閉じた状態よりも難しいと言えるでしょう。
なぜなら、肉眼を開けた状態で霊視をすると、肉眼からも情報が入り、サードアイからも情報が入ってくるので、サードアイに重心を置く方法を知らないと、ついつい肉眼から情報を得てしまいがちです。
肉眼を開けたまま霊視をするには、少々訓練が必要となります。
霊視ができ始めた最初の頃や、サードアイを使う感覚に慣れるまでの間、または、霊視に集中したい時などは、肉眼を閉じて霊視した方が比較的簡単に霊視ができるでしょう。
ですが、サードアイを使うことに慣れている場合は、肉眼を開けたままでもサードアイを使って霊視することができます。
この場合は、霊視をしている人の肉眼を真正面から見ていると、肉眼の視点が合っていないのを確認できます。
つまり、霊視をしている人の目を見ても、アイコンタクトが取れない(焦点が合わない)です。
また、厳密に言えば、肉眼を開いているか閉じているかの2極ではなくて、肉眼を半開きにして霊視をすることもあります。
この場合、暗闇の中ではっきりできる霊視と、肉眼で見える人や物質を重ね合わせて見ることができ、霊視の意味を理解しやすくなる可能性があります。
霊視をしている時情景が見えにくい理由
霊視をする時、見たい情景が見えにくいということがあります。
これは、自分のコンディションが霊視する用に整っていないことが原因であることが多いかと思います。
正確な(当たる)霊視ができるコンディションとは、基本的には、心を開いて、自分と自分の人生に何も問題がない状態です。
逆に、霊視をしにくいコンディションとは、心が閉じていたり、心が閉じ気味であったり、悩み事があったり、落ち込んでいたり、怒りの気持ちを抱えていたり、エゴにコントロールされていたり、といった状態です。
つまり、今は「霊視している場合ではない!」ような状態で霊視をすると、情景は見えにくいです。
霊視で人を見た時に見えにくい人がいる理由
私たちは時に、人のことを霊視することがありますが、私たちの中には、霊視をしても「見えにくい人」というのがいます。
霊視しているのに、情報がほとんど出てこないような状態です。
これは、「一生霊視で見えにくい人」だからということではなくて、「今見えにくい時期にある」ことが多いのではないかと思います。
霊視をしても「見えにくい人」とはどういう人かというと、
- ハイヤーセルフがエネルギーフィールドを見せないようにしている人
- 深層で自分の真相を隠そうとしている人
- 自分の真相と向き合うことをしない人
- 低級霊に憑かれている人
- スピリチュアル度が高い人
などが考えられます。
「ハイヤーセルフが見せないようにしている場合」は、例えば、その人が、自分1人で今何かに取り組んでいる時などです。
自分のサイキック能力の成長や、カルマの浄化など、様々な可能性がありますが、「今は1人にしておいて」という場合は、ハイヤーセルフが、その人の成長の為に人に霊視を許さない場合があります。
「深層で自分の真相を隠そうとしている人」というのは、何か良からぬことをしている人であったり、人に知られたくない心の傷を隠している人であったりします。
「自分の真相と向き合うことをしない人」というのは、言い換えると、心で感じることが疎かになってしまっている人などです。
私たちの本質が心にあることを何らかの理由で忘れてしまっている人なども、霊視で見えにくいことがあります。
また、「低級霊に憑かれていて霊視で見えにくい人」というのは、本当の自分自身を見失って、低級霊に従っている場合などですが、低級霊にとって、自分を忘れている人というのは、いい獲物です。
なかなか得られることのない「得た獲物」をみすみす逃したくはないのが低級霊です。
その為、肉体を持つ本人の状況によっては、低級霊が霊視されるのを妨げる強いバリアのようなものを張っているという可能性もあります。
また、スピリチュアル度が高い人も、霊視で見にくい人であることがありますが、スピリチュアル度が高い人というのは、意識レベルが高い人とか、私たちが霊視するに値しない人です。
「その人の霊視をしている暇があったら、自分自身の成長に励みなさい」的な場合も、霊視で見にくい場合があります。
いずれにしても、霊視で見えにくい本人は「そうでしょ、見えないでしょ!」と自覚している場合もあれば、「え?見えないの?」と自覚していない場合もあるでしょう。
ですが、このような人でも、ふとした瞬間に何かを霊視できることもあれば、時期が来た時に霊視ができるようになるという可能性もあります。