瞑想の効果を確実に実感したいのであれば、瞑想の目的をはっきりさせておくことが大切です。
ここでは、瞑想の主な目的2つについてお話します。
瞑想の目的
瞑想は大きく分けて2つの目的に分けることができます。
1つは、「自分の心をマスターすること」です。
もう1つは、「自分の頭をマスターすること」です。
瞑想をする1つ目の目的:自分の心をマスターする
自分の心をマスターするとは、自分の心を満たすということです。
「自分の心を満たす」とは、本当の自分自身を受け入れるということです。
これを言い換えると、「自分を愛すること」と表現することができます。
私たちは、自分自身を愛しているようで、実は愛することができていないことが多いです。
自分を愛することができているかどうかは、「今幸せかどうか」で分かります。
あなたが今、どんな状況の中でも常に幸せを感じることができているのであれば、あなたはあなた自身を愛することができています。
つまり、あなたはあなたの心を満たすことができているということです。
これは、他にも、「心の傷を癒すこと」や、「心の浄化」などと呼ばれることがあります。
心を満たして幸せになることが、心をマスターするということです。
瞑想をする2つ目の目的:自分の頭をマスターすること
「自分の頭をマスターする」とは、あなたがあなたの頭を自由に使うことができるということです。
具体的には、自己中心的な考え方から、全ての人が中心の考え方ができるようになるということです。
このように考え方を変えることができると、生き方が変わります。
生き方が変わると、人生が変わります。
また、「自分の頭をマスターする」ことを、物質的に話すならば、私たちの脳の使い方をマスターするということです。
現在、私たちの多くは、脳の一部だけを中心に使う傾向があるようです。
「私たちは、脳の10%しか使っていない」というお話を聞いたことはありませんか?
これが本当の話か、今の時代に当てはまるかどうかは分かりませんが、脳の中で使う回数が多い部分と、使わない回数が多い部分はあると思います。
具体的には、例えば、サードアイ。
サードアイとは、頭の中にある松果体のことですが、私たちの中には、この松果体をあまり使わない人がいます。
つまり、サードアイをあまり使わない代わりに、どこか他の部分を多く使っているということです。
また例えば、私が覚醒体験をした時も、今まで使っていなかった脳の部分を使っていることを自覚できました。
つまり、私たちの多くは、まだ自分の脳をマスターしていないのです。
「自分の頭を使えるようになる」、これが、私たちが瞑想をする目的の2つ目です。
まとめ
瞑想をする目的は2つ。
「自分の心をマスターすること」と「自分の頭をマスターすること」です。
自分の頭をマスターするには、自分の心をまずマスターする必要があります。そして、心と頭の2つを完了させると、私たちの意識はやがて覚醒します。