瞑想

「瞑想をすると睡眠時間が減る」とは限らない3つの理由

瞑想をすると、睡眠時間が減ると言われていますが、瞑想をしても睡眠時間が減らない場合もあります。ここでは、瞑想をしても睡眠時間が減るとは限らない3つの理由についてお話します。

瞑想をすると睡眠時間が減ると言われる理由

瞑想をすると睡眠時間が減ると言われています。

瞑想をすると睡眠時間が減ると言われる理由は、睡眠時間に行われている無意識の癒しを、瞑想をしている間に意識的に行うことで、睡眠という癒しの時間を縮小できるからです。

私たちは寝ている間に無意識になりますが、無意識の間に癒しが起こっています。

しかし、睡眠中の癒しのプロセスは、無意識であるがゆえに、多くの時間を必要とします。

それに比べて、瞑想中の癒しのプロセスは、意識的であるがゆえに、睡眠よりも少ない時間を要します。

睡眠中の癒しの速度と、瞑想中の癒しの速度がどれほど異なるかというと、怪我をした時の「自然治癒力」と「手術」くらい異なります。

例えば、あなたが骨を折ってしまったとしましょう。私たちには、自然治癒力というものがありますから、折れた骨をそのままにしていても、やがて骨折は治ります。

ですが、折れた骨を自然治癒力だけで完治するのは、気が遠くなる話ですよね。

それに比べて、骨折した時に、手術を受ければ、完治するまでに数か月かかるとしても、自然治癒力で治すよりは早く治る傾向がありますよね。

「睡眠中の癒しの速度と、瞑想中の癒しの速度」は、この骨折した例の「自然治癒力と手術」ほど異なると言えます。

その為、瞑想中に、目が覚めている意識的な状態で、自分自身を癒すことをどんどん行っていくと、やがて、睡眠を長い時間取らなくても生きていけるようになります。

だから、瞑想をすると睡眠時間が減ると言われているのです。

ですが、瞑想を始めたからといって、睡眠時間がすぐ減るという訳ではありません。

瞑想をしても、睡眠時間が減らない3つの理由についてお話していきます。

瞑想をしても睡眠時間が減らない理由1 心の空間に入れていない

瞑想をしていても、睡眠時間が減らない1つ目の理由は、心の空間にまだ入れていないからです。

心の空間に入るとは、言い換えると、幸せになるということですが、人生に満足し、ワクワクしながら幸せに生きる為には、心へのブロックを解除することが必要です。

心のブロックとは、過去に負った心の傷です。

癒されていない心の傷がまだあり、心の空間に入ることができていない段階では、瞑想をいくらしていても、睡眠時間は減らない傾向があります。

何故なら、心の空間に入ることができない段階では、私たちは「誰か」に癒しを手伝ってもらう必要があるからです。

私たちは、心の傷を癒す時に十分に気を付ける必要があります。

1つずつ癒していくことが大切な場合もあれば、全体的に徐々に癒していくことが大切な場合もあり、癒し方は個性それぞれです。

これを考えると、睡眠は、癒しのプロです。

私たちに今必要な癒しを、必要なだけ行ってくれます。

時に、睡眠中の癒しが間に合わないということも起こりますが、癒すことをしすぎて大変なことになることはありません。

これに比べて、「癒し方」を知らない私たちが無理に癒しを強制しようとすると、大変なことになる可能性もあります。

「大変なこと」とは、基本的に、感情が大きく揺れることで引き起こす問題です。

いずれにしても、心の空間に入るまでは、瞑想をしても、睡眠時間はほとんど減らないでしょう。

「睡眠」は、「癒しの保護者」のような感じで、私たちが心の空間に入って癒しをマスターできるまで付きまとってくれるといったところでしょうか。

そして、私たちが心をマスターすることができると、保護者である「睡眠」は、「ある程度大きくなったから、1人で遊ぶ時間を増やしてあげる」といった感じで、睡眠時間をあなたに委ね、心をマスターした私たちは、睡眠時間を減らすことができるようになります。

瞑想をしても睡眠時間が減らない理由2 寝るのが好き

瞑想をしても睡眠時間が減らない理由の2つ目は、「寝るのが好き」である時です。

睡眠を取っている状態とは、日常的な世界から離れ、夢の世界へ行くことができる時間です。

夢を見ることや夢分析を楽しんでいたり、日常的な生活に興味がなくなっている時など、私たちは「寝るのが大好き」になります。

寝ることを楽しんでいる場合は、瞑想をしていても、睡眠時間を減らしません。

例え心をマスターした状態であっても、睡眠を取っている間に、精神性を高めることにまつわる情報を夢から集めていたり、夢の世界で練習したりしていることもあります。

いずれにしても、「寝ることが好き」でいる間は、睡眠時間は減らない傾向があります。

瞑想をしても睡眠時間が減らない理由3 固定観念がある

瞑想をしても睡眠時間が減らない理由の3つ目は、「睡眠を取ることが必要だ」という固定観念があるからです。

意識が完全に目覚めている(覚醒している)と、睡眠という「無意識の時間」を無くして生きることが可能になります。

ですが、これを可能にするには、まず、固定観念を変えることが必要です。

固定観念を変えるとは、「自分は睡眠を取らなくても生きていける」と100%信じるということです。

私たちは、信念形態を変えることで、多くのことを可能にしていきます。

例えば、「私には透視ができない」と思っている人は、絶対に透視ができるようにはなりません。

ですが、この固定観念を「私は透視ができる」と変えることができると、あなたは本当に透視ができるようになります。

これと同じで、あなたが「私は睡眠を取らなくても生きていける」と完全に信じることができれば、睡眠を取らなくても生きられるようになるでしょう。

そして、癒しが必要な時は、瞑想をするか、瞑想状態で生きていれば大丈夫だと思います。

ですが、「睡眠を取らなくても生きていける」という固定観念を変えるのは、今は簡単ではないかもしれません。

なぜなら、この固定観念は、「集合的」だからです。

例えば、固定観念が個人的であれば、例えば「私は料理が下手だ」という固定観念があっても、周りにたくさん料理が上手い人がいますから、「人にできるなら、私にもできる」→「私は料理が上手だ」と固定観念を変えるのは、比較的簡単です。

しかし、「睡眠が必要だ」という固定観念は、集合的であり、周りに「寝ないで生きている人」は、それほど多くないでしょう。

そうなると、「やっぱり、睡眠なしで生きることは、不可能なんだ」とか、「睡眠なしで生きることは特別な人にしか無理なんだ」と潜在的に信じてしまう傾向があります。

その為、集合的固定観念を変えることは、個人的な固定観念を変えることよりも、やや難易度が高いです。

ですが、この世に不可能なことは基本的にはありません。

睡眠を取らない人もいます。

あなたがあなたの固定観念を変えることができれば、睡眠を取らずに瞑想だけで生きることも可能だと思います。

まとめ

瞑想をすると、やがて睡眠時間を減らすことができます。その条件は、

  • 心をマスターしていること
  • 「寝ることが好き」という執着がないこと
  • 「睡眠は必要だ」という固定観念がないこと

です。

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