瞑想

瞑想をしても効果なし!?効果を感じない人が確認するべき4つのこと

せっかく瞑想に時間を費やしているのに効果を感じない場合、また瞑想に興味があるけど効果がでないのではないかと考えている方が確認しておくべき4つのことをご紹介します。

瞑想をして効果が出ないなら瞑想をしても意味がありませんし、逆に言えば、この4つさえクリアしていれば、効果は必ず出るのです。

瞑想をしても効果が現れない4つの理由を具体的に解説します。

1、何の為に瞑想をしているのかという目的がない

瞑想をしても効果がないと感じる理由の1つ目は、瞑想の目的が定まっていないことと言えます。

「瞑想」と一言で言っても、瞑想をしていることの目的は多数あります。

「瞑想」を正確に細かく分析するならば、瞑想の目的は、数えることができないほど無限大です。

ですが、瞑想をしている人の中には、「誰かが瞑想をするといいと言ったから」とか、「瞑想をするとすごいことが起こるらしいから」などのように、瞑想をする真の目的が自分自身にないことがあるようです。

さらに言うならば、「瞑想をすること」が目的になってしまっているのです。

これでは、非常にもったいないです。

なぜなら、「瞑想をしよう」という行動力が既にあるからです。

瞑想とは、目的があって初めてするものです。

目的があるから効果を感じることが出来るのです。

例えてみるならば、「買い物に出かける」という行動に出るのは、「買う目的の物があるから」ですよね。

例えば、「お母さんの誕生日のプレゼントとして、手袋を買いに行こう!」という目的を持った人が、買い物に出かけたとしましょう。

行った先のお店で、とても素敵な手袋が見つかったので、買い物に出かけてきたことに大満足をします。

そして、この人が私に「買い物が楽しかった!」と伝えます。

それを聞いた私は、「買い物が楽しい」という情報だけを受け取って、「買い物が楽しいらしいから、私も買い物に出かけてみよう!」と張り切って出かけます。

ですが、私には買い物の目的がありません。

買いたいものが何もないのです。

買いたいものもなく、商品を見て回るといったことにも興味がない私は、「買い物に出かけてよかった」と心から満足することができるでしょうか?

私たちは、目的を達成する為に行動を起こし、その結果目的を達成することができるから、起こした行動に意味があったかどうかを判断することができるのです。

つまり、瞑想をすることの目的が、自分の中にはっきりとなければ、瞑想という行動が効果的なものかどうかを判断することはできないのです。

そのため、瞑想をする目的がない時は、瞑想の効果を感じることはほぼないと言えます。

2、瞑想の結果を期待しすぎている

瞑想の効果がないと感じる理由の2つ目は、「瞑想」というものを理解せずに、結果ばかりを期待しているということです。

今の世の中には、瞑想に関しての情報がたくさん溢れています。

そして、瞑想について、表面的、または部分的に語られていることが多々あるように見受けられます。

そういった理由から、瞑想というものの全貌を理解することができず、瞑想をして結果を得ることだけを急いでしまうということが起こるのです。

瞑想を本当に理解していなければ、何をどうすればいいのかを分かっていないことと同じなので、結果、望むような結果を得ることはほとんどありません。

例えるなら、編み物です。「毛糸を使って素敵な帽子を編むことが出来ます」と、編み物が出来る人が帽子を見せてくれました。

「わぁ~!素敵!私も作りたい!」と思ったとします。

でも、編み棒の使い方も、編み方も知らなければ、毛糸で帽子が出来上がることは永遠にありません。

この例えで言うならば、「瞑想」は編み棒です。

そして、帽子は「瞑想で得ることの出来る結果」です。

瞑想をきちんと理解して、瞑想を正しく実践すれば、結果は出てきますが、瞑想とは何かを知らず、瞑想の正しいやり方も知らなければ、結果は出てこず、「瞑想の効果はない」と感じるでしょう。

瞑想に効果がないと感じる理由の2つ目は、瞑想について理解していない状態で、結果を出すことばかりに期待し過ぎていることです。

3、瞑想をしているつもりで瞑想ができていない

瞑想の効果がないと感じることの3つ目の理由は、「瞑想をしているつもりで、できていない」ということです。

これには二通りあり、1つは瞑想が具体的に何をすることなのかを分かっていないこと、もう1つは瞑想に集中できていないことです。

瞑想とは、集中力を要する行為です。

集中力が散漫していたり、気が散っていては、瞑想をしているつもりでも瞑想をしていることにはなりません。

「掃除」に例えてみましょう。

例えば私が、家の掃除をすることにしたとします。

掃除機を持って掃除を始めました。

すると、少しして友達から電話がかかってきました。

大事な内容だったので30分お話しました。

そして電話を切った後にまた掃除機をかけ始めましたが、少しすると、郵便物が届いてそれを受け取りに行きます。

この場合、掃除はまだ終わっておらず継続しているので、掃除中といえば確かにそうですが、実際掃除には集中できていませんよね?

これと同じで、瞑想をしている間に眠ってしまったり、集中することができていなければ、実際に瞑想をしているとは言えないのです。

このような場合には、瞑想の効果を感じることはほとんどないでしょう。

4、瞑想の効果が出ることが分かるまでに時間を要する

瞑想の効果がでないと感じる4つ目の原因は、瞑想を始めて日が浅い、もしくは、瞑想に費やした時間がまだ少ないということです。

極端な話、瞑想を1日でマスターしようとしたり、瞑想を何年続けていても、1日5分しか瞑想に時間を費やしていないのであれば、瞑想の効果を感じることは難しいでしょう。

瞑想には段階があるとお話ししましたが、瞑想を始めた段階では、あからさまな効果は期待しない方がいいかもしれません。

なぜなら、瞑想を始めた段階というのは、実は瞑想状態に入る準備段階に過ぎないからです。

瞑想状態に入ることができて初めて、「瞑想をしている」と胸を張って言うことができ、瞑想状態に入ることができて初めて様々な効果を感じ始めるのです。

瞑想状態に入ることを経験する前の段階では、瞑想の効果がないわけではありませんが、効果は非常に分かりにくい段階であると言えます。

瞑想の効果を期待しすぎずに、焦らず、しっかりと瞑想状態に入ることをまず心がけましょう。

以上の4つのことを踏まえ、瞑想を練習して経験を積めば、確実に効果はあり、結果も出てきます。

そして、瞑想の経験を積めば積むほど、効果も大きくなっていくものなのです。

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