瞑想

瞑想での怖い話・怖いイメージが出た体験談|その理由や失敗への対応の仕方を解説

瞑想で怖い体験をした人のお話をいくつかご紹介します。また、瞑想中に怖い体験をする理由や瞑想中に怖いイメージを見る理由、怖いイメージを見た時にはどうすればいいのかについても詳しくお話していきます。

瞑想で怖い体験をした人のお話・体験談

瞑想は本来とても安全なものですが、中には瞑想をしたことで怖い体験をしたと話す人がいることも事実です。 以下に、瞑想で怖い体験をした人のお話についてご紹介していきます。
瞑想をしていたら、美しい女に人が部屋に入ってきて、私の後ろに立ち、私の頭に手で何かをしてきた。 これを経験した時は怖かった。 Saraさん
パニック障害が瞑想をしたことで悪化した。 Yuryさん
メンタルの世界は、グラウンディングができていない良くないストリームだ。 瞑想がうまくいったとしても十分怖い。 Peteさん
真実なる母の姿を見ましたが、悪魔の顔もたくさん見ました。 Mausamさん
内側でビジョンを見るようになり、インディゴやバイオレット色の光を見たり、金色の五芒星などを見たので、怖くなって瞑想を止めました。 Susanさん
瞑想で何かを見えるようになる深いところまで行くのが恐いです。 目を閉じて部屋の中で座っていると、誰かが私を見ているように感じました。 幽霊が見えてしまうのなら、サードアイを開きたくはないです。 Alexanderさん
突然体中がかゆくなり、呼吸に集中できず、心臓がドキドキし始めました。 ミニパニック発作のようでした。 Sheehanさん
私が別次元にいたかのように感じた。 怖かった。 人がいたり声が聞こえたりした。 Crescenteyeさん
瞑想は、安全なものと言われている反面、瞑想をしたことで怖い体験をする人も実際にはいるようです。

瞑想中に怖い体験をする理由

瞑想中に怖い体験をする理由は2つあると、私は思います。 1つは、瞑想を初めて間もない頃に体験する怖い体験です。 もう1つは、瞑想熟練者が体験する可能性のある怖い体験です。 それぞれ詳しくお話していきます。

瞑想初心者が体験する怖い瞑想

瞑想とは、本来心の空間に入る為に行う作法です。 私たちは、心の空間に入ることが問題なく出来れば、瞑想で怖い体験をすることはほとんどないでしょう。 しかし、私たちの中には、瞑想で心に入る前に、ブロックがある場合があります。 ブロックとは、つまり、心に入ることを妨げている障害物なのですが、このブロックの正体は、過去の心の傷であることがほとんどです。 心のブロックとは、言い換えると、トラウマです。 私たちは、心に入る時には、必ずトラウマと向き合うことが必要となります。 障害物となっているトラウマを無視して心の空間に入ることは難しいです。 可能だとしても、短時間か短期間でしょう。 私たちの多くは、心に帰る為に瞑想をしますが、その過程で、トラウマという心のブロックと向き合うことになります。 この時、私たちの多くは気分が良くありません。 トラウマがあることを認識できていれば、「あの時の嫌な記憶が蘇る」と認識することができるのですが、トラウマがあることを忘れていたり、認識することができないと、「未知なるブロックとの遭遇」を経験することになります。 この時、多くの人は不快に感じたり、不安があったり、怖いという感覚を感じることになります。 なぜなら、トラウマをしっかりと覚えていなくても、「なんとなく嫌な予感がする。そっち(心)の方には行ってはいけない気がする」と感じるからです。 その為、本当は「未知の物」ではないのですが、忘れているトラウマへ近づくことを無意識のうちに恐れるということが起こります。 瞑想中に経験する「心のブロックとの遭遇」によるリアクションは、トラウマの大きさによって異なると言えるでしょう。 トラウマがあっても、それほど深刻ではなければ、「瞑想、怖い」程度に感じるかもしれませんが、重度なトラウマがある場合、心のブロックに近づく時に、パニック状態になったり、心拍数が異常に上がったり、精神的に落ち着くことができなくなったりする傾向があるようです。

瞑想熟練者が体験する怖い瞑想

瞑想中に怖い体験をするのは、初心者だけではありません。 瞑想熟練者にもあり得ます。 瞑想熟練者の場合は、瞑想初心者とは怖い体験の仕方が異なります。 瞑想熟練者の場合は、心のブロックは既に取り払って、心という空間に入ることが得意になった後に起こります。 心の空間に入ることができると、そこから、頭へ移動することができます。 これはつまり、サイキック能力を探索していくということなのですが、具体的には例えば、サードアイを活性化することなどがあります。 瞑想をある程度経験して心の空間の先へ進むと、心から離れるので、バランスを崩す可能性があります。 私たちがもしも、心にセンタリングした状態で、もしくは、心を開いた状態で、内側の世界から頭へ向かって進めれば、ほとんど問題はないのですが、心に重心を置くことを忘れて、心から離れて頭の方へいってしまうと、怖い経験をする可能性が出てきます。 心に重心を置いていない状態とは、つまり、愛がない状態なので、愛がなくなれば、見える世界は怖いものへと全て変わってくるのです。

怖い顔や怖いイメージを見る理由

瞑想中に怖い顔や怖いもののイメージを見る理由は、心にセンタリングしていない状態でサードアイを使っているからです。 心にセンタリングした状態とは、簡単に言うと、幸せな状態のことですが、幸せな状態だと、怖いものを見ることはほとんどありません。 逆に、心をマスターしていない状態で見るイメージは、自我(エゴ)の恐怖心が反映されるので、瞑想中に誰かの怖い顔や、怖いものを見ることがあります。

怖い体験をしたらどうすればいいのか?

瞑想中に怖い体験をした場合は、自分が何に恐怖を感じているのかを見極めることが大切です。 瞑想中に感じた怖いものの本当の正体を知ることができれば、恐怖心の素となっている心の傷を癒すことができるようになります。 心の傷を癒せば、恐怖に思うこともなくなり、恐怖感がなくなれば、心の空間に入ることができるようになります。 逆に、瞑想中に見た怖いものの正体を知ることができない、つまり、自分の中にある恐怖心を自覚することができないと、その恐怖の対象が、やがて現実に出現してくるようになります。 瞑想中に怖い思いをするよりも、現実の世界で怖い思いをする方が怖いと、私は思います。 だから、恐れているものが現実となる前に、瞑想中に見た怖いものの正体を知っておく方がいいと、私は思います。

瞑想中に怖い体験をした場合の分析方法

瞑想中に怖い体験をした場合は、その対象の詳細を分析することが大切です。 例えば、「怖い赤鬼の顔」を見たとしましょう。 そうしたら、怖いけれど、頑張って「怖い赤鬼」の詳細を観察するのです。 例えば、「赤い顔」「火」「赤鬼が手に持っていたナイフ」など、読み取れる限りの情報を読み取ります。 そして、それらのキーワードから、それらが何を意味するのかを分析するのです。 例えば、「怖い赤い顔」から、「怒り」という情報を読み取ったり、「ナイフ」という怖いイメージから、「胸元を刺されそう→胸が痛い」などのように、見たイメージが何を意味するのかを分析していくのです。 分析することができると、あなたの今の状態を知ることができるでしょう。 あなたの今の状態を自覚することができれば、あなたにとって今何が必要なのかが分かるでしょう。 このように、自分自身を分析することも、瞑想をする大事な目的の1つです。 分析をすることができれば、心の傷を癒すことが可能になり、心の傷が癒えれば、幸せになり、幸せになれば、夢や願いを叶えたり、覚醒することがやがてできるようになります。

引用・参照元 https://www.innerpeacenow.com/inner-peace-blog/scary-experience-while-meditating https://www.reddit.com/r/Meditation/ https://www.psychic-experiences.com/real-psychic-story.php?story=6839

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