瞑想をしていると、時間感覚に違和感を感じた経験はありませんか?
ここでは、瞑想をすることで起こる、時間感覚の違和感について解説します。
瞑想をすると、時間の感覚が変わる理由
瞑想をすることができるようになり、ある程度瞑想に時間を費やすことができるようになると、時間の感覚に違和感を感じることがあります。
瞑想をすることで、時間感覚に違和感を感じる理由は、「瞑想中は別の次元に存在しているから」です。
私たちは、瞑想をしている間、実は、4次元の世界にいるのです。
そして、私たちが、日常的な生活をしている現実的、もしくは物質的な世界は、3次元です。
私たちが普段生活している3次元の世界には、24時間365日時間があります。
時計を見ることで時間が存在していることが分かりますし、昔の人は太陽や星を観測して時間を知っていましたね。
あなたも知っているように、この世界には時間が存在しています。
ところが、瞑想をしている間に私たちが存在している世界、つまり、4次元の世界には、時間がないのです。
なので、瞑想から現実的な世界へ帰ってくると、とても長い時間を感じていたのに少ししか時間が経っていなかったり、少しの時間しか経っていないと思っていたら、現実的な世界では長い時間が経っていた、というようなことが起こります。
「浦島太郎」というおとぎ話がありますね。
助けた亀に連れられて、竜宮城へ行く太郎さんのお話です。
竜宮城で優雅な時を過ごして、「さて、そろそろ帰るか」と、自分の家へ帰った(帰郷した)太郎さんは、自分が思っていたよりもたくさんの時間が過ぎていたことに愕然とします。
ここにも、時間感覚の違いがありますね。
私は、「浦島太郎」さんのお話は、「瞑想に没頭した人が時間感覚に違和感を感じたよ」ということが表現されたお話なのではないかと思っています。
瞑想をしている様が「竜宮城へ行った」と例えられ、現実的世界へ戻った太郎さんが「帰郷する」と例えられたのではないかと思います。
そして、帰郷、つまり、「現実的世界へ戻った太郎さんは、遥かに長い時間が過ぎていたことに驚いたよ」というお話なのではないかと思うのです。
瞑想をすることで時間感覚に違和感を感じるのは、本当にあることなのです。
瞑想に没頭できると、その時間感覚の変化(違和感)を感じることができます。
瞑想をすることによって感じる時間感覚の変化は、私たちが、瞑想中に別次元へ存在しているからなのです。
瞑想をすると、時間感覚に違和感を感じる具体的な理由
瞑想中に存在している世界は4次元の世界で、そこには時間がないとお話しましたが、これについてもう少し詳しくお話をしたいと思います。
「時間がない」とは、どういうことなのかというと、時間がそもそも歪んでいる、もしくは、時間を歪めることができるということなのです。
例えば、この世界では、「過去、現在、未来」という時間があり、過去へ戻ることはできませんし、未来へ行くこともできません。
今体験できるのは、「今」という「現在」だけです。
しかし、私たちが4次元の世界へ存在している時、言い換えると、瞑想中には、私たちは過去や未来へ行くことができるのです。
瞬間移動ができます。
また例えば、この世界では、時間を巻き戻すことはできませんが、瞑想中は、時間を遡って経験することもできます。
「時間を遡って経験する」とは、「逆再生」のような感じですね。
巻き戻しながら映像を見れるということです。
さらに、例えば、この世界では、情報を受け取る時、ある程度時間を要します。
例えば、あなたは今、私が発信している情報を「読む」ことで受け取っていますが、他にも、「聞く」ことや、人の行動を「見る」ことで情報を受け取ったりしますね。
そして、情報を受け取るには、「言葉」や「動作」を使うことで私たちは理解をしています。
言葉や動作を理解するには、数秒、もしくは数分の時間を少なくとも費やすことになりますね。
ですが、瞑想中の世界では、情報を一気に、一瞬で理解することが可能です。
瞬時に情報を理解することができてしまいますが、それをこの世界の人に伝えようとすると、これまた時間を要することになります。
私たちが日常生活を送っている世界では、瞑想中の世界のように、瞬時に情報を与えることができません。
この世界で情報を瞬時に伝え、受け取ることが不可能であるとは言いませんが、その2人のどちらもが準備が整っていないと難しいでしょう。
このように、瞑想中に私たちが体験している世界と、日常生活を送っている世界には、時間に関する根本的な違いがあるのです。
だから、瞑想をすると、時間の感覚に違和感を感じるようになるのです。
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