瞑想

瞑想をするのに最適な場所と向かない場所

瞑想の効果を得ようと真剣になるなら、瞑想をする最適な場所を選ぶ必要があります。 ここでは、瞑想をする最適な場所と、瞑想をするのに向かない場所についてお話します。 瞑想をするのに最適な場所瞑想をするのに最適な場所は、「外の世界を完全にシャットアウトできる場所」です。 「外の世界」とは、私たちが日常生活を送っている世界のことです。 私たちは、内側の世界へ集中する為に瞑想をします。 内側の世界とは、精神の世界、簡単に言えば、心の世界です。 なので、瞑想をするのに最適な場所は、内側の世界への集中を途絶えさせるものが存在していないところです。 瞑想への集中を邪魔するものが皆無な場所を探すのは少し大変かもしれませんが、集中を遮るものはなければない方がいいです。 私個人の体験をお話しますと、私が瞑想を真面目にしていた時は、エストニアという国の、ド田舎の、旦那さんのおばあちゃんの家でした。 そのおばあちゃんの家の庭で瞑想をしていましたが、およそ半年ほどの瞑想期間を経て、本当の自分自身を取り戻すことを経験しました。 当時私はエストニアという国に住み移ったばかりで、妊婦でした。 その為、まず、仕事をしていませんでした。 次に、エストニア語が分からない私には、話をする人が旦那さんしかいませんでした。 そして、ド田舎だったので、人はあまりいません。 さらに、車や電気など、人工的な物があまりなく、自然があり溢れているところです。 そして、携帯電話は、瞑想に使う音楽を流す目的のみで使用し、大好きだったSNSなどを一切見ない生活をしていました。 友好関係をほとんど持たない状態だったので、携帯電話に誰かから連絡が来ることはほとんどありませんでした。 そんな生活をしていたので、私は実は、あまり外の世界(日常的な世界)へは存在していませんでした。(良いか悪いかは別として・・・) もちろん、私の肉体は存在していましたけれどね。 このように、私が内の世界へ集中することができるように導いた環境は、「人工的な外の世界をシャットアウトできる環境」でした。 こうして、瞑想に集中できる環境があれば、瞑想中に様々なことを体験できるようになるでしょう。

瞑想に最適な場所の条件①

瞑想に最適な場所の条件1つ目は、「自然が多いところ」です。 自然の要素は多ければ多い方がいいです。 なぜなら、自然の要素が多ければ多いほど、人為的な要素が減るからです。 私たち人間が作ったコンクリートの上に座るよりは、自然の土の上に座った方がいい。 私たち人間が作った香水の匂いを嗅ぐよりは、自然の原っぱの匂いを嗅ぐ方がいいというような感じです。 私たちが日常生活を送っている外の世界は、人為的な世界です。 そして、瞑想をしている理由は、内の世界に集中する為です。 内の世界は、人工的な世界ではありません。 私たちがよく知っているもので、内の世界に一番近いのは、「自然」です。 だから、瞑想をするのに最適な場所は、人為的なものから離れた、自然の世界が最適です。

瞑想に最適な場所の条件②

人工的な外の世界をシャットアウトできる環境の条件の2つ目は、「1人になれる場所」です。 瞑想の為に1人で座るのは当たり前ですが、人を感じない環境ができればいいです。 例えば、人の声が聞こえない、人の足音が聞こえない、人の気配を感じない場所です。 目の前に誰かいなくても、携帯電話から、「タララン♪タララン♪」と、だれかからのメッセージや電話を知らせる音が聞こえていては、すぐに外の世界へ連れ戻されます。 車の音が聞こえても、機械的な音が聞こえても、外の世界へ連れ戻される可能性があります。 自分の内側だけに集中できる場所がいいでしょう。 この2つが、瞑想をするのに最適な場所の条件です。

瞑想をするのに向かない場所

逆に、瞑想をするのに向かない場所は、内の世界へ集中することを妨げるようなものがたくさんある環境です。 つまり、自然の要素が少ない人口的な環境です。 例えば、周りの人にたくさん話しかけられるとか、周りの人の行動が気になるところとか、電話やメッセージが送られてくる状態であったり、車や機械的な音が聞こえてくる場所などは、瞑想中に頑張って内の世界を体験しようとしていても、外の世界へ意識が戻りやすいです。 都会や大きな都市の中などの人工的な場所では、工夫をしないと瞑想状態は長続きしないかもしれません。 瞑想状態に入ることに慣れてしまえば、大丈夫だと思いますがね。

まとめ

瞑想をするのに最適な場所は
  • 自然を感じることができる場所
  • 本当の意味で1人きりになれる場所
です。 瞑想をする環境を整えるだけで、瞑想の深みが変わりますよ。 瞑想に深みが加われば、得る効果や結果も大きくなります。

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